「運動しなきゃ」と思いながらも、なかなか始められない…そんなあなたに読んでほしい、運動ゼロからのリアルな体験談です。

平日は会社と家の往復、休日は家族サービス――そんな毎日を送っていると、運動する時間なんてなかなか作れませんよね。

健康診断のたびに言われる「適度な運動を心がけましょう」という言葉。階段を2階まで上がるだけで息が切れ、子どもと鬼ごっこをしたら3分で「休憩タイム」を宣言してしまう自分。

「これはヤバい…」

そう分かっていても、運動を始めるには勇気が必要です。なぜなら、運動ってキツそうだし、新しいことを始めること自体に抵抗があるから。

でもある日、町のスポーツセンターの前を通りかかったときに「プール」の看板が目に入りました。

「水中なら体も軽いし、歩くだけでも効果があるみたい。なんかオシャレじゃない?」

その瞬間、私のプール生活が始まったのです。

この記事の重要キーワード
「やらないよりはマシ!」
これは記事だけでなく、人生においても大切な考え方です。

第一章:プールに行くまでの長い道のり

運動を始めようと決意するまでには、たくさんの言い訳と戦う日々がありました。そして、消去法で選んだのが「プール」だったのです。

運動不足という「しつこい営業マン」

運動不足って、まるでしつこい営業マンのようです。

  • 「そろそろ体動かしませんか?」
  • 「階段でハァハァしてますよ?」
  • 「子供とも本気で遊べないでしょ?」

毎日のように囁いてきます。

私はこれまで、様々な言い訳を駆使してきました。

言い訳本当の理由
「今日は雨だから」晴れの日も同じことを言う
「仕事が忙しくて」休日も同じことを言う
「運動着がない」クローゼットに新品のジャージが眠っている
「明日から本気出す」永遠にやってこない明日

しかし、ついに決定的な出来事が起こりました。

子供たちと鬼ごっこをした日、立っていられないような疲労感に襲われたのです。心の奥底から「これはマズイ」と思いました。

なぜプールを選んだのか

ジムは筋肉モリモリの人たちが怖そう(偏見)、ランニングは人に見られるのが恥ずかしい、ヨガはポーズが分からない…

そんな消去法でたどり着いたのがプールでした。

  • 浮力があるから楽そう(実際は楽ではありません)
  • 水の中だから汗をかいても分からない(実は汗をかいてます)
  • 水着姿のおじさんたちがいるから、自分だけ情けなくない(連帯感)
  • 溺れそうになってもライフガードさんがいる(安心)
  • 歩くだけでも効果が出る(簡単)

第二章:プールデビューの惨劇

意気込んでプールに向かった私を待っていたのは、想像を絶する現実でした。
「泳げるはず」という甘い考えは、わずか5秒で打ち砕かれます。

まずは装備を整える

プールデビューには準備が必要です。

昔の水着を引っ張り出してきたら、明らかにサイズが合わない。「水着って縮むのかな?」と現実逃避しつつ、新しい水着を購入しました。

購入した装備リスト:

  • 新しい水着
  • ゴーグル
  • 水泳キャップ

鏡の前で水着姿をチェック。「うん、思ったよりイケてる…かも?」と自己暗示をかけて出発しました。

いざ、プールサイドへ

プールサイドに立った瞬間、一つの現実に直面しました。

「あれ?どうやって泳ぐんだっけ?」

小学校の水泳の授業以来、まともに泳いでいない私。とりあえずクロールっぽい動きをしてみることにしました。

「泳げるでしょ、自転車と同じで体が覚えてるはず!」

そう楽観的に考えていました。

現実は甘くなかった

水に入って5秒後、現実を知りました。

息が続かない。

距離結果
3メートル息切れ
25メートル何回も立ち上がる
完泳無理

酸素が全然足りない。泳ぐよりも先に「生存」が心配になるレベルでした。

結果、25メートルを泳ぐのに何回も立ち上がり、プールの端で荒い息を吐きながら「これで健康になれるのか…?」と自問自答。

休憩という名の作戦会議

プールサイドで休憩しながら、周りの人たちを観察してみました。

みんな、なんであんなに余裕で泳げるの?呼吸法?フォーム?それとも肺活量?

隣にいたおじさんが話かけてくれました。

「最初はみんなそうだよ。私も最初は25メートルも泳げなかった。でも続けてるうちに慣れるから」

勇気をもらった言葉
「最初からできる人なんていない」
この言葉に救われました。

第三章:継続は力なり(まだ3回目だけど)

初回の惨敗にも関わらず、なぜか次の週もプールに通っていた私。小さな進歩を重ねるうちに、体が少しずつ変わっていくのを実感しました。

2回目の挑戦

普通ならここで心が折れて、「やっぱ無理」と思うはず。

でもなぜか、次の週もプールに行っていたんです。

プールに通い続けた理由:

理由詳細
体への負担陸上よりも膝や腰に負担が少ない
気持ちよさ水の中にいるだけで気持ちいい
達成感運動してる感がすごい
爽快感終わったあとの「今日の自分、ちょっとやった感」

今回は少し作戦を立てました。

📋 2回目の作戦

  1. ゆっくり泳ぐ
  2. 息継ぎを意識する
  3. 無理をしない
  4. 恥ずかしがらない

結果:前回よりも5メートル多く泳げました!

小さな進歩ですが、確実に前進しています。

3回目の奇跡

なんと、25メートルを完泳!

途中で立ち上がることなく、最後まで泳ぎ切りました。徐々に慣れてくる体に感動しました!

第四章:運動を始めることの本当の価値

たった3回のプール通いでしたが、体と心に確かな変化が現れ始めました。数字では測れない、でも確実に感じられる成長がありました。

体の変化

まだ3回しか行っていませんが、確実に変化があります。

変化実感
体力階段を上がってもそれほど息切れしない
睡眠よく眠れるようになった
食事食事が美味しく感じる
姿勢姿勢が少し良くなった気がする

心の変化

これが一番大きな変化かもしれません。

✨ 心に生まれた変化

  • 「やればできる」という自信
  • 小さな目標を達成する喜び
  • 継続することの大切さの実感
  • 新しいことへの挑戦意欲

第五章:あなたの背中を押すために

運動を始めたいけど一歩を踏み出せないあなたへ。よくある不安にお答えしながら、今日から始められる具体的なコツをお伝えします。

よくある不安への回答

Q: 体力がなくて恥ずかしい
A: 大丈夫、みんな最初はそうです。プールにいるおじさんたちも最初は息が続かなかったはず。

Q: 水着姿に自信がない
A: プールにいる人たちは自分の泳ぎに集中してて、他人の体型なんて気にしてません。

Q: 続けられるか不安
A: 完璧を求めなくて大丈夫。週1回でも月2回でも、やらないよりやった方が絶対良い。

Q: お金がかかる
A: 健康への投資と考えましょう。将来の医療費を考えれば、今の運動代なんて安いもの。

始めるための5つのコツ

運動不足の人がいきなり頑張りすぎると、99%挫折します。
だから最初から「ガチ勢」にならなくてOK。

コツ詳細
① 完璧を求めない最初は25メートル泳げなくても大丈夫
② 小さな目標から「今日はプールに行く」だけでも立派な目標
③ 仲間を見つける一人で続けるのが辛いなら、誰かと一緒に
④ 記録をつける小さな進歩も記録すれば励みになる
⑤ 楽しむ運動は苦行ではありません

ゆるく始めるコツ:

  • 30分動いたら「今日はやった!」と褒める
  • 周りの目を気にしない(みんな自分のことで精一杯)
  • 結果は3か月後に出る、と割り切る

このくらいのゆるさで始めたほうが長続きします。

運動の種類は何でもOK

私はプールを選びましたが、あなたはウォーキングでも、ダンスでも、筋トレでも何でも良いんです。

大切なのは**「始めること」「続けること」**。

最終章:今こそ始めましょう!

完璧な準備を待っていたら、一生始められません。今この瞬間が、あなたの人生を変える最高のタイミングです。

運動を始めようか迷ってるなら――

明日じゃなくて今日、ほんの少し動いてみてほしい。

家の近くを10分歩くだけでもいいし、家でストレッチするだけでもいい。

最初の一歩の踏み出し方

最初の一歩さえ踏み出せば、あとは続けるかどうかの問題。
やらないよりかは、少しでもやってみましょう!
やらないよりはマシ!

私が学んだこと

運動不足の私がプールデビューして学んだことは、**「始めるのに遅すぎることはない」**ということです。

息が続かなくても、泳ぎが下手でも、それが現在の自分の実力。そこから少しずつ向上していけば良いんです。

完璧な準備が整うまで待っていたら、一生始めることはできません。

今日が一番若い日、今この瞬間が始めるのに最適なタイミングです。

次の目標

私は次回、50メートル連続で泳ぐことを目標にしています。

息が続かないなりに、少しずつ進歩していく自分を楽しんでいます。

まとめ:あなたも一緒に始めませんか?

この記事を読んで少しでも「やってみようかな」と思ったら、それが最初の一歩です。一緒に新しい自分に会いに行きましょう。

あなたも一緒に、運動不足解消の旅に出発しませんか?

最初の一歩を踏み出す勇気さえあれば、きっと新しい世界が見えてきますよ。

さあ、今すぐ行動を!
運動着(水着)を用意して、新しい自分に会いに行きましょう!