メルカリやラクマなどのフリマアプリで、思うように商品が売れずに悩んでいませんか?
実は、フリマアプリで商品を売るコツは、とてもシンプルです。それは
「自分が買う側だったらどうするか」を徹底的に考えること。

この記事では、出品準備から発送方法の選択まで、フリマアプリで成功するための全てのポイントを解説します。

フリマで売れる商品を作る4つのステップ

フリマアプリで商品を売るには、正しい順番で、正しい優先度で準備することが大切です。

出品の優先順位一覧

ステップ重要度所要時間目安ポイント
① 価格設定★★★★★5分相場より少し安く
② 写真撮影★★★★★10分傷も正直に撮る
③ 説明文★★☆☆☆3分補足程度でOK
④ 発送方法★★★★☆2分匿名配送を選ぶ

ステップ1:価格設定が全ての始まり

なぜ価格が最重要なのか?

全ての始まりは価格設定です。どんなに状態が良く、素晴らしい説明文を書いても、価格が高すぎれば商品ページすら見てもらえません。

買い手の多くは「価格の安い順」で検索します。上位表示されなければ、どんなに良い商品でも売れません。価格設定で失敗すると、その後の全ての努力が無駄になります。

正しい価格設定の方法

手順:

  1. 同じ商品を検索して10件ほど確認する
  2. 最安値、最高値、中間値を把握する
  3. 3番目くらいに安い価格に設定する
  4. 値下げ交渉を見越して10%程度の余裕を持たせる
価格設定のポイント

✓ 相場より少し安く設定する
✓ 値下げ交渉を見越して10%程度の余裕を持たせる
✓ 送料込みで出品する
✓ 大幅に安くする必要はない

送料込みが基本

現在のフリマ市場では、送料込み(出品者負担)が主流です。
送料別で出品すると、購入者は最終的な支払い額が分かりにくく、敬遠されがちです。必ず送料を含めた価格設定をしましょう。

ステップ2:写真が売上を決める

買い手は写真で判断する

価格に興味を持った買い手が次に見るのが写真です。
ここで「いいな」と思ってもらえなければ、説明文を読んでもらうこともできません。

リサイクルショップに詳しい説明文がないように、フリマアプリでも「見た目」が全てです。写真の質が、売上を大きく左右します。

自分が買うならどこを見るか考える

写真撮影で最も大切なのは「自分が買う側ならどこを確認したいか」を考えることです。

商品別チェックポイント

服を買うなら:

  • 全体的なシルエット
  • ブランドタグ
  • サイズ表記
  • 襟や袖口の状態
  • 裏地の状態
  • 毛玉やシミの有無

電化製品なら:

  • 全体像
  • 動作している様子
  • 付属品の有無
  • 傷や汚れの箇所
  • 型番や製造年の表示
⚠️ 絶対にやってはいけないこと

✗ 傷や汚れを隠して撮影する
✗ 暗い場所で撮影する
✗ ピントがぼやけた写真を使う
✗ 写真を1〜2枚しか載せない

傷や汚れは隠さず撮る

「傷があると売れないのでは?」と心配して、傷を隠して撮影する人がいます。
これは逆効果です。商品到着後にクレームになったり、悪い評価をつけられたりするリスクがあります。

傷や汚れがある場合は、その部分をアップで撮影しましょう。
「これくらいの傷なら許容範囲」と判断してくれる買い手は必ずいます。むしろ、正直に状態を見せることで信頼感が生まれ、購入につながります。

写真撮影の基本テクニック

項目ポイント
撮影場所自然光の入る窓際
背景白や淡い色の布を敷く
枚数10枚フル活用する
1枚目商品全体が分かる写真
2枚目以降ブランドタグ、状態の詳細、付属品など

ステップ3:説明文は補足程度でOK

説明文の重要度は意外と低い

意外かもしれませんが、説明文の重要度はそれほど高くありません。写真で十分に情報が伝われば、説明文は補足程度で十分です。

考えてみてください。
リサイクルショップで服や雑貨を買うとき、商品に詳しい説明文がついていますか?ほとんどの場合、ついていませんよね。
それでも私たちは、値札の価格と商品の状態だけを見て、購入を決めています。

フリマアプリも基本的には同じです。良い写真を撮れば、説明文は最小限で構いません。

写真で伝えきれない情報だけを書く

説明文の役割は、写真では伝わりにくい情報を補足することです。

具体的に書くべき情報:

  • 使用期間や使用頻度
  • 購入時期や購入場所
  • においや手触りなど、写真では分からない情報
  • 動作確認の結果(電化製品の場合)
  • サイズ感(服の場合、モデルの身長と着用感)
  • 喫煙環境・ペットの有無

これらの情報を簡潔に箇条書きで記載すれば十分です。長々とした文章は読まれません。

定型文で効率化する

毎回ゼロから説明文を考えるのは時間の無駄です。あらかじめ定型文を用意しておき、商品に応じて必要な部分を変更する方法が効率的です。

説明文の定型文テンプレート

【商品説明】
ブランド:〇〇
サイズ:〇〇
色:〇〇
購入時期:〇年前
使用状況:〇回程度使用

【状態】
目立った傷や汚れはありません
(または:〇〇部分に小さな傷があります。写真〇枚目参照)

【その他】
ペット・喫煙なし
自宅保管品のため、神経質な方はご遠慮ください
即購入OKです

過度なアピールは逆効果

「美品です!」「お買い得です!」「早い者勝ち!」といった過度なアピールは、かえって怪しく見えたり、押し売り感が出たりします。

写真と価格で十分に魅力が伝わっていれば、こうした文言は不要です。事実を淡々と伝える方が、誠実な印象を与え、信頼につながります。

ステップ4:発送方法の選択がカギ

発送方法で売り逃すな

ここで多くの出品者が失敗します。せっかく良い価格、良い写真、良い説明文で出品しても、発送方法を間違えると、それだけで購入を避けられてしまいます。

商品別・最適な発送方法一覧

商品の特徴重さ最適な発送方法料金目安発送場所
薄い(厚さ3cm以内)軽い(〜2kg)ゆうパケットポストMINI160円〜郵便ポスト
薄い(厚さ3cm以内)重い(2kg〜)ゆうパック700円〜郵便局・コンビニ
普通(ポスト投函口サイズ)軽い(〜2kg)ゆうパケットポスト215円〜郵便ポスト
普通(ポスト投函口サイズ)重い(2kg〜)ゆうパック700円〜郵便局・コンビニ
大きい軽いゆうパック700円〜郵便局・コンビニ
大きい重いゆうパック700円〜郵便局・コンビニ
軽量(〜4kg)補償不要の場合普通郵便(定形外)※非推奨140円〜郵便局・郵便ポスト
普通郵便は絶対に避けるべき理由

✗ 補償がないため紛失・破損のリスクが高い
✗ お互いの名前と住所を知らせる必要がある(匿名配送不可)
✗ 追跡ができないためトラブルの原因になる
✗ 購入前に「匿名配送に変更できますか?」と確認される手間が増える

なぜ普通郵便は避けるべきなのか

料金だけを見ると、普通郵便(定形外郵便)は魅力的に見えます。小型の商品なら120円程度から送れますし、大きめの商品でも比較的安価です。

しかし、フリマアプリで普通郵便を選択するのは、大きなリスクがあります。

別記事で詳しく書いています。
メルカリで普通郵便を使うのはやめたほうがいい理由とは?失敗から学ぶトラブル回避法

最大の問題:匿名配送ができない

普通郵便を利用する場合、送り主と受取人の名前・住所を荷物に記載しなければなりません。つまり、匿名配送ができないのです。

フリマアプリを利用する人の多くが、匿名配送を希望しています。特に女性の利用者や、一人暮らしの方は、見ず知らずの相手に住所や本名を知られることに強い抵抗があります。

実際、商品を探すときに「発送方法:普通郵便」と書かれているだけで、購入を避ける人は非常に多いです。

補償がないリスク

普通郵便には、紛失や破損に対する補償が一切ありません。万が一、配送中に荷物が紛失したり、破損したりした場合、誰も責任を取ってくれないのです。

数百円の送料をケチったために、数千円の損害を被るのでは本末転倒です。

正しい発送方法の選び方

✓ 必ず匿名配送を選ぶ(メルカリ便、ラクマパック)
✓ 補償と追跡番号のある方法を選ぶ
✓ 自分のライフスタイルに合った発送場所を選ぶ
✓ 送料込みで出品する
✓ 発送までの日数を正確に設定する

商品別・おすすめ発送方法

Tシャツ、薄手の服
→ ゆうパケットポスト(郵便ポストから発送可能)

厚手のパーカー、ジーンズ
→ ゆうパック(郵便局またはコンビニ)

スマホケース、アクセサリー
→ ゆうパケットポストMINI(最も手軽で経済的)

靴、バッグ
→ ゆうパック(郵便局またはコンビニ)

CD、DVD、本
→ ゆうパケットポスト(通勤・通学ついでに投函可能)

家電製品、おもちゃ
→ ゆうパック(コンビニなら24時間対応)

なぜこの順番が重要なのか?

買い手が見る順番=売り手が力を入れるべき順番

この4つのステップの順番は、買い手が商品を見る順番そのものです。

順番買い手の行動売り手がすべきこと
1検索結果で価格を見る相場より少し安く設定する
2気になった商品の写真を見る細部まで分かる写真を10枚撮る
3さらに詳しく知りたければ説明文を読む写真で伝わらない情報を補足する
4購入を決めたら発送方法を確認する匿名配送を選ぶ

買い手が重視する順番で準備することが、売れる商品を作る最大のコツです。

多くの出品者は、この順番を間違えています。説明文に時間をかけすぎて、肝心の価格設定や写真撮影が疎かになっているのです。

絶対に避けるべき3つの失敗

❌ よくある失敗パターン

失敗①:相場より高い価格設定
「良い商品だから高くても売れるはず」という考えは危険です。フリマアプリでは、買い手は常に安いものを探しています。相場より高ければ、どんなに良い商品でも見てもらえません。

失敗②:写真が不十分
「1〜2枚の写真で十分」「傷は写さない方が売れる」という考えも間違いです。情報が少ないと買い手は不安になり、購入を避けます。

失敗③:普通郵便での発送
数十円の送料をケチって普通郵便を選ぶのは、最悪の選択です。匿名配送できないため、多くの買い手が購入を避けます。

成功するための心構え

買い手目線を忘れない

常に「自分が買う側だったらどうするか」を考えましょう。自分が見たくない写真、読みたくない説明文、選びたくない発送方法は、買い手も同じように感じています。

小さな利益より確実な売上

送料を数十円ケチったり、価格を少し高めに設定したりして、結果的に売れないのでは意味がありません。小さな利益を追うより、確実に売れることを優先しましょう。

評価を大切にする

フリマアプリでは、評価が信頼の証です。良い評価が積み重なれば、多少価格が高くても売れるようになりますし、リピーターもつきます。

トラブルを避け、丁寧な取引を心がけることが、長期的な成功につながります。

効率化を考える

毎回ゼロから考えていては、時間がかかりすぎます。説明文の定型文を作る、よく使う発送方法を決めておく、撮影のパターンを決めるなど、効率化できる部分は効率化しましょう。

空いた時間で、より多くの商品を出品できます。

実践!今日からできること

今すぐチェックリスト

☐ 出品済みの商品の価格を見直す(相場より高くないか?)
☐ 写真を追加する(傷や状態が分かりにくくないか?)
☐ 発送方法を確認する(普通郵便になっていないか?)
☐ 説明文の定型文を作る

新規出品の正しい流れ

ステップやること所要時間
1同じ商品の相場を調べる5分
2相場より少し安い価格を設定する1分
3自分が買うならどこを見るか考えて写真を撮る10分
4簡潔な説明文を書く(定型文ベース)3分
5匿名配送の発送方法を選ぶ1分
合計約20分

この流れを守れば、確実に売れる商品が出品できます。

最後に:時間をかけるべきポイントを間違えない

フリマアプリで商品を売ることは、決して難しくありません。しかし、多くの人が「時間をかけるべきポイント」を間違えています。

説明文に30分かけるなら、その時間を写真撮影に使いましょう。
価格設定を適当に決めるなら、5分でも相場を調べましょう。
送料を惜しんで普通郵便を選ぶなら、匿名配送で安心を提供しましょう。

成功の鉄則

重要度の順番:価格 > 写真 > 発送方法 > 説明文

この優先順位を守るだけで、あなたの商品は今までよりずっと売れやすくなるはずです。

フリマアプリは、不要なものを必要な人に届ける素晴らしいプラットフォームです。正しい方法で出品すれば、家の中の不用品が臨時収入に変わります。

今日から、買い手目線で出品してみてください。きっと、今までとは違う結果が待っているはずです。あなたのフリマライフが、より充実したものになることを願っています。


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