「転職の志望動機が書けない」を30分で解決|選社軸の見つけ方と実践テンプレート
履歴書を前にして、志望動機欄を見つめたまま手が止まっていませんか?
「この会社に応募したのは条件がよかったからだけど、それを正直に書くわけにはいかないし…」
「そもそも、なんでこの会社を選んだんだっけ?」
「他の企業にも言えそうな内容しか思いつかない…」
こんな風に悩んでいるのは、あなただけじゃありません。実は転職活動をしている人の多くが、志望動機作成で手が止まってしまうんですね。
でも、安心してください。この記事を読めば、30分で志望動機を作れるようになりますよ。難しく考える必要はないんです。
大切なのは「なぜこの会社を選んだのか」を整理すること。そして、その理由を採用担当者に伝わる形で表現することです。
この記事では、志望動機が書けない理由を分析したうえで、実践的な作成手順とテンプレートをご紹介します。「完璧な志望動機」を目指す必要はありません。あなたらしい、誠実な志望動機を一緒に作っていきましょう。
目次
なぜ志望動機が書けないのか

志望動機が書けないとき、多くの場合は以下の4つのパターンに当てはまります。まずは自分がどのタイプなのかチェックしてみましょう。
自己分析が足りていないパターン
「自分が仕事で何を大切にしたいのか」が明確になっていないケースです。
転職理由が「今の会社を辞めたい」というネガティブなものだけだと、「次はどんな環境で働きたいか」が見えてきません。結果として、応募先企業への志望動機も曖昧になってしまうんですね。
たとえば、年収500万円の会社で働いている人が、年収550万円の会社に応募したとします。でも、「給料が50万円高いから」だけでは志望動機として弱いわけです。
企業研究が不十分なパターン
応募先企業について、求人票を見ただけで応募してしまうケースです。
企業のホームページや事業内容、社風などを調べていないと、「その会社ならではの魅力」を語ることができません。すると、どの企業にも言えそうな志望動機になってしまうんですね。
実際、採用担当者は「当社のどこに魅力を感じたのか」をかなり重視しています。業界や職種ではなく、「なぜうちなのか」を知りたがっているわけです。
転職理由がネガティブなパターン
「上司と合わない」「残業が多い」「評価されない」など、今の職場への不満が転職のきっかけになっているケースです。
不満を解消したい気持ちは当然なんですが、それをそのまま志望動機に書くと印象が悪くなります。「うちに入っても、また不満を言い出すんじゃないか」と思われてしまうんですね。
大切なのは、不満を「実現したいこと」に言い換えることです。
「完璧な志望動機」を求めすぎているパターン
「採用担当者を感動させる志望動機を書かなきゃ」と思い込んでしまっているケースです。
志望動機に正解はありません。論理的で整合性のある内容も大切ですが、それ以上に「あなたの本音」が伝わることの方が重要なんですよ。
実は多くの採用担当者は、完璧すぎる志望動機には「本当かな?」と疑いの目を向けています。むしろ、少し拙くても誠実さが感じられる志望動機の方が好印象だったりするんです。
30分で志望動機を作る3ステップ

それでは、具体的に志望動機を作っていきましょう。このステップに沿って進めれば、30分程度で志望動機の骨格が完成します。
ステップ1|あなたの「選社軸」を3つ見つける(10分)
選社軸とは、「会社を選ぶときに大切にしている基準」のことです。まずはこれを明確にしましょう。
紙とペンを用意して、以下の質問に答えてみてください。
質問1: これまでの仕事で、一番嬉しかったことは何ですか?
質問2: 逆に、一番ストレスを感じた場面はどんなときでしたか?
質問3: 次の職場では、どんな働き方がしたいですか?
たとえば、こんな感じで書き出してみます。
Q1の答え:お客様から「ありがとう」と直接言われたとき
Q2の答え:上司の指示が曖昧で、何度も手戻りが発生したとき
Q3の答え:自分の提案を形にできる環境で働きたい
これらの答えから、あなたの選社軸が見えてきます。
- Q1から → 「顧客との信頼関係を大切にする会社」
- Q2から → 「業務プロセスが明確な会社」
- Q3から → 「若手の意見も取り入れる風土がある会社」
このように、あなたが大切にしたい価値観を3つほど言語化できればOKです。
ステップ2|企業情報から接点を探す(10分)
次に、応募先企業について調べて、あなたの選社軸と重なる部分を見つけましょう。
調べるべき情報源:
- 企業の公式ホームページ(企業理念、事業内容、社員インタビュー)
- 求人票(仕事内容、求める人材像、社風の説明)
- 口コミサイト(実際の社員の声、評価)
- 転職エージェント(企業の内部情報)
たとえば、先ほどの選社軸を持つ人が、ある企業を調べたとします。
選社軸:顧客との信頼関係を大切にする会社
企業情報:「お客様第一主義」を掲げ、顧客満足度調査で3年連続1位を獲得
→ 接点あり!
このように、選社軸と企業の特徴が重なる部分を2〜3個見つけてください。ここが志望動機の核になります。
ステップ3|テンプレートに当てはめて完成(10分)
最後に、見つけた接点をテンプレートに当てはめて文章化します。
基本テンプレート(200文字程度):
私は[選社軸]を大切にしており、貴社の[企業の特徴]に強く惹かれました。
前職では[具体的な経験]を通じて[スキル・強み]を培ってきました。
貴社でこの経験を活かし、[実現したいこと]に貢献したいと考え、応募いたしました。
実際に埋めてみると、こうなります。
私は顧客との信頼関係を大切にしており、「お客様第一主義」を掲げる貴社の姿勢に強く惹かれました。前職では法人営業として、顧客のニーズを丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うことで、継続率95%を達成してきました。貴社でこの経験を活かし、顧客満足度のさらなる向上に貢献したいと考え、応募いたしました。
どうでしょう?これなら30分もあれば作れそうじゃないですか?
選社軸の見つけ方【ワークシート付き】
「選社軸がうまく見つからない」という人のために、もう少し詳しく説明します。
過去の仕事で嬉しかった瞬間を3つ書き出す
まず、これまでの仕事を振り返って、嬉しかった瞬間を具体的に書き出してみましょう。
ポイント: 「いつ」「誰と」「何をして」「どう感じたか」まで詳しく書くことです。
例:
2023年10月、担当していた新規プロジェクトで、チームメンバーと夜遅くまで議論を重ねて提案書を完成させた。翌週、クライアントから「これまでで一番わかりやすい提案だった」と褒められて、本当に嬉しかった。
こんな感じで3つ書き出してください。
その感情から「大切にしたいこと」を抽出する
次に、なぜその瞬間が嬉しかったのか、理由を掘り下げます。
先ほどの例なら:
- チームで協力して形にできたから → 「チームワークを大切にしたい」
- クライアントに喜んでもらえたから → 「顧客満足を追求したい」
- 自分の提案が認められたから → 「主体的に仕事ができる環境がいい」
このように、感情の裏にある価値観を言語化していくわけです。
選社軸リストから自分に合うものを選ぶ
自分で言語化するのが難しい場合は、以下のリストから選ぶ方法もあります。当てはまるものに◯をつけてみてください。
働き方・環境
- リモートワークができる
- 残業が少ない
- フレックスタイム制がある
- オフィスが通いやすい場所にある
- 転勤がない
仕事内容
- 専門性を高められる
- 幅広い業務に携われる
- 新しいことにチャレンジできる
- ルーティンワークが少ない
- 顧客と直接関われる
人間関係・社風
- 年功序列ではない
- 風通しがいい
- 上司が話を聞いてくれる
- チームワークを重視している
- 若手にもチャンスがある
成長・評価
- 実力主義である
- 研修制度が充実している
- 資格取得支援がある
- キャリアパスが明確
- 成果がきちんと評価される
企業の安定性・将来性
- 成長している業界である
- 業界トップクラスの企業である
- 経営が安定している
- 新規事業に積極的
- グローバル展開している
このリストから3〜5個選んだら、それがあなたの選社軸になります。
企業研究で押さえるべき5つのポイント
選社軸が見つかったら、次は企業研究です。ただし、すべての情報を完璧に調べる必要はありません。以下の5つのポイントに絞って効率的に進めましょう。
公式HP・求人票から読み取れること
企業理念・ミッション
会社が大切にしている価値観は何か?社会にどう貢献しようとしているか?
たとえば、「お客様第一主義」「イノベーションを追求」「社員の成長を支援」など、企業理念を確認しましょう。あなたの選社軸と重なる部分があれば、それが志望動機のフックになります。
事業内容・強み
どんな製品・サービスを提供しているか?競合他社と比べた強みは何か?
単に「IT企業」ではなく、「BtoB(企業間取引)向けSaaS(クラウドサービス)を開発している会社で、顧客継続率が業界トップクラス」のように、具体的に理解しておくと志望動機に深みが出ます。
求める人材像
求人票に「求める人物像」が書かれていることが多いです。ここに自分の強みや経験が合致していれば、志望動機に盛り込みましょう。
口コミサイトで確認すべきこと
実際の働き方
残業時間、有給取得率、リモートワークの実態など、公式情報では分からない部分を確認します。
ただし、口コミはあくまで個人の感想なので、鵜呑みにせず参考程度にとどめてくださいね。複数の口コミを見比べて、共通点を探すといいでしょう。
社風・人間関係
「若手の意見も聞いてもらえる」「上司との距離が近い」など、社風に関する情報も志望動機に活かせます。
転職エージェントへの質問リスト
転職エージェントを利用している場合は、以下のような質問をしてみましょう。
- なぜこの求人を私に紹介したのですか?
- この企業の強みや特徴は何ですか?
- どんな人が活躍していますか?
- 実際の社風はどうですか?
- 選考で重視されるポイントは何ですか?
エージェントは企業の内部情報を持っているので、積極的に活用するといいですよ。
志望動機が「刺さる」テンプレート
それでは、実際に使える志望動機のテンプレートを紹介します。職種別の例も用意したので、参考にしてみてください。
基本テンプレート【200文字ver.】
私は[選社軸]を重視しており、[企業の特徴]という貴社の姿勢に共感しました。前職では[具体的な経験]を通じて[スキル]を身につけてきました。貴社では、この経験を活かして[実現したいこと]を達成し、[貢献できること]に貢献したいと考えています。
実践例1|営業職の場合
私は顧客との長期的な信頼関係を重視しており、「お客様の課題解決を第一に考える」という貴社の営業スタイルに強く共感しました。前職では法人営業として、顧客のビジネス課題を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションを提案することで、年間売上目標120%を達成してきました。貴社では、この提案営業の経験を活かして顧客満足度の向上に貢献し、長期的なパートナーシップの構築に尽力したいと考えています。
ポイント:
- 選社軸:顧客との信頼関係
- 企業の特徴:課題解決型の営業スタイル
- 具体的な成果:年間売上目標120%達成
- 実現したいこと:顧客満足度向上、パートナーシップ構築
実践例2|事務職の場合
私は業務の効率化と正確性を大切にしており、「データに基づいた業務改善」を推進する貴社の姿勢に魅力を感じました。前職では営業事務として、受発注業務の効率化に取り組み、システム導入によって処理時間を30%削減した実績があります。貴社では、この経験を活かして業務プロセスの最適化を図り、営業部門のサポート体制をより強固なものにしたいと考えています。
ポイント:
- 選社軸:業務効率化と正確性
- 企業の特徴:データ活用、業務改善の推進
- 具体的な成果:処理時間30%削減
- 実現したいこと:業務プロセス最適化
実践例3|エンジニア職の場合
私は技術の社会実装を重視しており、「テクノロジーで人々の生活を豊かにする」という貴社のミッションに深く共感しました。前職ではWebアプリケーション開発に携わり、ユーザー視点での機能設計とアジャイル開発の経験を積んできました。貴社では、この経験を活かして使いやすく価値あるプロダクトの開発に貢献し、多くのユーザーに喜ばれるサービスを生み出したいと考えています。
ポイント:
- 選社軸:技術の社会実装
- 企業の特徴:テクノロジーで生活を豊かにするミッション
- 具体的な経験:ユーザー視点の設計、アジャイル開発
- 実現したいこと:価値あるプロダクト開発
NGな志望動機とその改善例

次に、避けるべき志望動機のパターンと、その改善方法を見ていきましょう。
NG例1|待遇面だけを書いている
❌ NG例:
給与水準が高く、福利厚生も充実しているため、貴社を志望しました。
なぜダメ?:
「条件がよければどこでもいいのでは?」と思われてしまいます。
✅ 改善例:
私は成果が正当に評価される環境で働きたいと考えており、実力主義の評価制度を導入している貴社に魅力を感じました。前職では営業成績トップの実績がありながら年功序列で評価が限定的でしたが、貴社では実績に応じた評価とキャリアアップが可能であり、自身の成長意欲を存分に発揮できると考えています。
改善ポイント:
待遇そのものではなく、「なぜその待遇が自分にとって重要なのか」という背景を説明しています。
NG例2|「勉強させてください」になっている
❌ NG例:
貴社で最先端の技術を学ばせていただき、エンジニアとして成長したいと思い応募しました。
なぜダメ?:
企業は学校ではありません。「学ぶだけで貢献する気がないのでは?」と思われます。
✅ 改善例:
私は最新技術を積極的に学び、プロダクト開発に活かすことを大切にしています。最先端のクラウド技術を導入している貴社であれば、これまでのインフラ構築経験を活かしながら新しい技術も習得し、より高品質なシステム開発に貢献できると考えました。継続的な学習を通じて、チーム全体の技術力向上にも寄与したいと思います。
改善ポイント:
「学ぶ」と「貢献する」をセットにして、企業側のメリットを明確にしています。
NG例3|前職の不満を書いている
❌ NG例:
現職では上司のマネジメントが適切でなく、評価も不公平なため、転職を決意しました。貴社では公正な評価制度があると聞き、応募しました。
なぜダメ?:
ネガティブな印象を与えます。「うちでも不満を言うのでは?」と懸念されます。
✅ 改善例:
私は明確な評価基準のもとで成果を追求できる環境を求めています。貴社では目標管理制度と定期的なフィードバックによって、社員の成長を支援する体制が整っていると伺いました。この環境であれば、自身の強みをより発揮でき、組織の目標達成にも貢献できると考え、応募いたしました。
改善ポイント:
不満を「実現したいこと」に言い換え、ポジティブな表現に変えています。
NG例4|どの企業にも言える内容
❌ NG例:
業界トップクラスの貴社で、幅広い経験を積みたいと考え応募しました。
なぜダメ?:
「業界トップならどこでもいいのでは?」と思われます。その企業ならではの理由がありません。
✅ 改善例:
私は顧客の潜在的なニーズを引き出す提案営業を重視しています。貴社は業界トップクラスのシェアを持ちながらも、「一人ひとりの顧客に寄り添う」という姿勢を大切にしていると知り、強く惹かれました。この環境であれば、私のコンサルティング営業の経験を活かし、顧客満足度のさらなる向上に貢献できると考えています。
改善ポイント:
「業界トップ」だけでなく、その企業独自の価値観や姿勢に言及しています。
志望動機欄のない履歴書という選択肢

「どうしても志望動機が書けない…」という場合、志望動機欄のない履歴書を使うという選択肢もあります。
使っても問題ないケース
以下のような場合は、志望動機欄のない履歴書を使っても大きな問題はありません。
経験者採用で実績が重視される職種
営業職やエンジニア職など、スキルや実績が評価の中心になる場合は、職務経歴書で十分アピールできます。
転職エージェント経由の応募
エージェントがあなたの推薦文を書いてくれるため、履歴書の志望動機欄の重要度が下がります。
複数社に同時応募する場合
応募時点では志望動機が明確でなくても、面接までに整理すれば問題ないケースもあります。
避けた方がいいケース
一方、以下のような場合は志望動機欄のある履歴書を選んだ方が無難です。
未経験職種への転職
スキルや経験でアピールできない分、「なぜこの仕事をしたいのか」という熱意が重要になります。
第一志望の企業
志望度の高さを示すためにも、きちんと志望動機を書くべきでしょう。
書類選考が厳しい企業
人気企業や競争率の高い求人では、志望動機の有無が選考を左右することもあります。
自己PR欄で補うコツ
志望動機欄のない履歴書を使う場合、自己PR欄でカバーする方法もあります。
例:
【自己PR】
営業として5年間、法人向けソリューション提案に携わってきました。特に顧客の課題を丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うことで、継続率95%を達成しています。貴社の「顧客第一主義」という理念のもと、この経験を活かして貢献したいと考えております。
このように、自己PRの最後に「貴社で〜したい」と一文加えるだけでも、志望動機の代わりになります。
面接で志望動機を深掘りされたときの答え方
履歴書に書いた志望動機は、面接で必ず深掘りされます。そのときに困らないよう、事前に準備しておきましょう。
想定質問リスト
Q1: なぜ当社に応募したのですか?
A: 履歴書に書いた内容をベースに、より具体的なエピソードを加えて答えます。
Q2: 当社のどこに魅力を感じましたか?
A: 企業研究で見つけた「その企業ならではの特徴」を2〜3個挙げて説明します。
Q3: 他社と比較して、当社の強みは何だと思いますか?
A: 競合他社との違いを理解したうえで、応募先企業の独自性を語ります。
Q4: 入社したら、具体的に何をしたいですか?
A: 短期的な目標と、中長期的なキャリアビジョンの両方を話せるようにしておきます。
Q5: なぜ転職しようと思ったのですか?
A: ネガティブな理由をポジティブに言い換えて、「実現したいこと」を中心に説明します。
一貫性を保つためのポイント
面接では、履歴書・職務経歴書・面接での発言に一貫性があるかチェックされます。
一貫性を保つコツ:
- 履歴書に書いた内容をコピーして保存しておく
- 面接前に必ず読み返す
- 転職理由・志望動機・キャリアビジョンが矛盾していないか確認する
たとえば、履歴書に「顧客との信頼関係を大切にしたい」と書いたのに、面接で「効率重視で数をこなしたい」と言ってしまうと、矛盾が生じますよね。
事前に自分の軸を整理しておけば、どんな質問が来ても一貫した答えができますよ。
複数社に応募する場合の時短テクニック
転職活動では、複数の企業に同時応募するのが一般的です。でも、毎回ゼロから志望動機を考えるのは大変ですよね。
ここでは、効率的に志望動機を作成する時短テクニックを紹介します。
軸を使い回す方法
基本的な「選社軸」は、どの企業にも共通して使えます。
例:
- 顧客との信頼関係を大切にしたい
- チャレンジできる環境で働きたい
- データを活用した業務改善に興味がある
これらの軸は、企業が変わっても変わりません。だから、一度整理しておけば、複数社の志望動機作成に使い回せるわけです。
企業ごとにカスタマイズすべき部分
一方、以下の部分は企業ごとに変える必要があります。
必ずカスタマイズすべき箇所:
- 企業の特徴・強み(「貴社の〇〇という特徴に魅力を感じました」の部分)
- 入社後に実現したいこと(企業の事業内容に合わせて調整)
たとえば:
A社(BtoB SaaS企業)への志望動機:
私は業務効率化を通じて顧客の成長を支援したいと考えており、企業の業務課題を解決するSaaSを提供する貴社の事業に強く共感しました。
B社(人材紹介企業)への志望動機:
私は一人ひとりのキャリアに寄り添う仕事がしたいと考えており、求職者と企業の最適なマッチングを追求する貴社のサービスに強く共感しました。
軸は同じでも、企業の事業内容に合わせて表現を変えているのが分かりますよね。
管理シートの活用法
複数社に応募する場合、エクセルやスプレッドシートで管理すると便利です。
管理シートの例:
| 企業名 | 選社軸 | 企業の特徴 | 接点 | 志望動機(下書き) | 応募日 |
|---|---|---|---|---|---|
| A社 | 業務効率化、顧客貢献 | BtoB SaaS、顧客満足度No.1 | 業務課題解決という軸が合致 | (志望動機の文章) | 2025/1/10 |
| B社 | 一人ひとりに寄り添う、キャリア支援 | 人材紹介、マッチング精度の高さ | 個人のキャリア支援という軸が合致 | (志望動機の文章) | 2025/1/12 |
このように整理しておけば、面接前に見返すだけで、各社への志望動機を思い出せますよ。
まとめ|志望動機は「完璧」より「誠実」が大切
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。志望動機の作り方、少しイメージできましたか?
最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
志望動機作成の3ステップ:
- あなたの「選社軸」を3つ見つける
- 企業情報から接点を探す
- テンプレートに当てはめて完成
志望動機で大切なこと:
- 完璧な文章を目指さなくていい
- あなたの本音が伝わることが大切
- 企業ごとにカスタマイズする部分を明確にする
志望動機は、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうためのツールです。華麗な文章や難しい言葉は必要ありません。
大切なのは、「なぜこの会社を選んだのか」「入社したら何をしたいのか」という、あなたの素直な気持ちを伝えることなんですね。
もし今、履歴書の志望動機欄を前にして手が止まっているなら、まずはこの記事のステップ1から始めてみてください。紙とペンを用意して、10分間だけ時間を取ってみましょう。
きっと、あなたらしい志望動機が見つかりますよ。
転職活動、応援しています!
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