「ふるさと納税って結局どうなの?2025年に改正があったって聞いたけど、もうお得じゃないの?」

正直、そう思っている人は多いと思います。私もこの改正のニュースを最初に見たとき、「え、楽天のポイントが使えなくなるの?じゃあもう楽天でやる意味ないじゃん」と焦りました。

でも、落ち着いてちゃんと調べてみると、話はそんなにシンプルじゃなかったんですね。制度は変わったけれど、楽天ふるさと納税には今でも他サイトにない強みが残っています。

この記事では、2026年5月時点の最新ルールをベースに、初心者でも迷わず始められるよう順を追って解説します。「改正前の情報」と「今も使える情報」をきっちり分けて書きましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。


楽天ふるさと納税とは?仕組みを5分で理解

自己負担2,000円で返礼品が届く仕組み

ふるさと納税は、「寄付」という形をとっていますが、実質的には税金の前払い制度です。

たとえば、あなたが1万円を好きな自治体に「寄付」したとします。その後、確定申告かワンストップ特例制度の手続きをすることで、8,000円分が所得税の還付や住民税の控除という形で戻ってきます。つまり、手元から出ていくのは2,000円だけ。残りの8,000円分は「どうせ払うはずだった税金」で賄われるわけです。

そして自治体からは返礼品(お肉、お米、海産物など)が届く、という仕組みなんですね。

寄付額手元の自己負担税控除額もらえる返礼品の目安
10,000円2,000円8,000円お米5kg・ハンバーグセットなど
30,000円2,000円28,000円牛肉1kg・カニ・家電など
50,000円2,000円48,000円高級肉・旅行券・ゲーム機など

「寄付できる上限額」は年収や家族構成によって変わります。この上限を超えた分は全額自己負担になってしまうので、シミュレーターで確認するのが最初のステップです(詳しくは後述)。

なぜ「楽天」が初心者に向いているのか

ふるさと納税ができるサイトは、さとふる・ふるなび・ふるさとチョイスなど複数ありますが、楽天が初心者に向いている理由は「操作画面がいつもの楽天市場と全く同じ」という点に尽きます。

普段から楽天で買い物をしている人なら、特に新しい操作を覚える必要がありません。「欲しい返礼品を選んでカートに入れて決済する」、それだけです。楽天IDも住所情報もそのまま使えるので、新規登録のような面倒な手続きも不要なんですよ。

加えて、2026年4月時点で掲載自治体数は1,725以上。「ふるさとチョイス」と肩を並べるほどの規模にまで成長しており、返礼品の選択肢という点でも他サイトに引けを取りません。


2025年10月の制度改正で何が変わった?

正直、これが一番大事な部分です。2025年に制度が大きく変わって、それ以前の情報と混在しているケースが多く、「何がお得で何がダメになったのか」が分かりにくい状況になっていますよね。

廃止されたもの・残っているもの一覧

2025年10月1日から、総務省の告示改正によりふるさと納税ポータルサイトによるポイント付与が禁止されました。

❌ 2025年10月1日以降、使えなくなったもの

  • 楽天市場のお買い物通常ポイント(100円につき1ポイント)
  • お買い物マラソン・スーパーSALEの買いまわりカウントとポイント付与
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント付与
  • 全ショップ対象キャンペーンのポイント付与

✅ 2026年現在も使えるもの

  • 楽天カード利用によるポイント(通常1%) ← これが重要
  • 楽天カード決済+「5と0のつく日」特典(詳細は後述)
  • 楽天ポイントを使って寄付すること(期間限定ポイントも可)

要するに、「楽天市場のサービスとしてのポイント」は無くなったけれど、「楽天カードというクレジットカードとしてのポイント」は今もちゃんともらえる、ということです。

「もうお得じゃない」は本当か?

改正前は最大31.5%という驚異的なポイント還元率を誇っていた楽天ふるさと納税。それが今は楽天カード利用で最大3%程度になった——確かに下がりました。

でも、冷静に考えてみてください。ふるさと納税の本質的なメリットは「2,000円の自己負担で高額な返礼品がもらえること」ですよね。年収500万円の人なら控除上限額は約6万円。その範囲で寄付すれば、2,000円の出費で5〜6万円相当の食材や生活用品が手に入ります。この本質的なお得さは制度改正に関係なく、全く変わっていないわけです。

ポイント還元が「おまけ」から「おまけ無し」になっただけで、制度自体の恩恵は健在。そう考えると、「もうお得じゃない」という見方は少し大げさかもしれません。


楽天ふるさと納税の始め方4ステップ

Step1:控除上限額をシミュレーターで確認する

始める前にまず確認すべきなのが「いくらまで寄付していいか」です。これを確認しないで進むと、後で全額自己負担になってしまうリスクがあります。

楽天ふるさと納税のサイトには「かんたんシミュレーター」が用意されていて、年収と家族構成を入力するだけで控除上限額の目安がわかります。ただ、複数の収入源がある方や医療費控除などを受けている方は「詳細版シミュレーター」を使う方が安心です。

目安として年収別の控除上限額を以下に示します(独身または共働き・扶養なしの場合)

年収控除上限額の目安
300万円約28,000円
400万円約42,000円
500万円約61,000円
600万円約77,000円
700万円約108,000円

※家族構成や各種控除によって変わるため、必ず自分の数字でシミュレーターを使ってください。

私は最初にここを省略して「なんとなく3万円くらいかな」と勘で進めたのですが、あとからシミュレーターを試したら上限が6万円近くあることがわかって、「損してた!」と地味にショックを受けました。面倒でも最初にちゃんと確認するのが大事ですよ。

Step2:返礼品を選ぶ(選び方のコツ付き)

控除上限額が分かったら、いよいよ返礼品選びです。楽天ふるさと納税では検索・ランキング・ジャンル別など複数の方法で探せます。

初心者におすすめな返礼品カテゴリ

  • お米:毎月消費するので無駄にならない。5〜10kgを複数回に分けるのも◎
  • お肉・海産物:冷凍で保存できるものなら季節を選ばずに使える
  • 日用品(洗剤・ティッシュ・トイレットペーパー):地味だけど生活コストを確実に下げられる

返礼品を選ぶ際は「レビュー数が多いもの」を選ぶと失敗しにくいです。楽天は口コミが非常に多いので、このメリットは存分に使いましょう。逆に、レビューが少ない商品は品質にバラつきがあることも。

Step3:楽天カードで寄付する(ここが肝心)

支払い方法は複数用意されていますが、今の制度下では楽天カードで支払うことが最もお得な選択です。

理由はシンプル。ポータルサイトからのポイント付与はなくなりましたが、クレジットカード会社からのポイント付与は引き続き有効だからです。楽天カードなら通常1%、場合によってはプレミアムカードで最大3%のポイントが付与されます。

たとえば5万円分の寄付を楽天カードで決済した場合、500〜1,500ポイントが還元されます。小さく見えるかもしれませんが、毎年コツコツ積み重ねると意外と侮れない金額になりますよ。

楽天カードをまだ持っていない方は、ふるさと納税を機に作っておくことをおすすめします。入会キャンペーン中は数千ポイントがもらえることも多いので、タイミング次第でお得です。

Step4:控除申請を忘れずに

返礼品が届いたら、最後のステップが「控除申請」です。これをしないと税金が戻ってきません。方法は2つあります。

ワンストップ特例制度(おすすめ)

  • 寄付先が年間5自治体以内の人向け
  • 確定申告が不要(会社員に最適)
  • 申請書を各自治体に郵送するだけ
  • 翌年1月10日必着が締め切り

確定申告

  • 寄付先が6自治体以上の人や、すでに確定申告をしている人向け
  • 寄付金受領証明書を保存しておく必要あり
  • 手間はかかるが、医療費控除と併用できる

ワンストップ特例制度を使う場合は、返礼品を申し込む際に「申請書の送付を希望する」を選択するのを忘れないようにしてください。この選択を見落とすと後で書類請求の手間が発生します——私がやらかした失敗談の一つです(笑)。


2026年版・今でもお得に使う3つのポイント

楽天カードのポイントは今も有効

繰り返しになりますが、楽天カード決済によるポイントは現在も有効です。これは「ポータルサイトによるポイント付与」には該当しないため、規制の対象外とされています。

楽天カードの基本ポイント(1%)でも、たとえば年間10万円の寄付をすれば1,000ポイントが返ってきます。楽天プレミアムカードなど還元率の高いカードを使えば、さらにポイントが上乗せされます。

「たった1%か」と感じるかもしれませんが、これは他のふるさと納税サイトと比較すると一つの強みになります。現在、クレジットカードのポイントを全く得られないサイトも存在するからです。

「5と0のつく日」を活用する

2026年現在、楽天ふるさと納税でわずかながら日付によって差がつく唯一の機会が「5と0のつく日」です。

楽天カード決済に限り、5のつく日(5日・15日・25日)と0のつく日(10日・20日・30日)には特典ポイントが付与される場合があります。ただし月間上限が1,000ポイントと決まっているため、大きな額の寄付全体に恩恵が及ぶわけではありません。

それでも知っておいて損はない情報です。どうせ同じ日に寄付するなら、5のつく日か0のつく日を選ぶだけで少しお得になる——これは実践しない手はないですよね。

返礼品で生活コストを下げる発想

ここが、私が一番「目からウろこ」だった視点です。

ふるさと納税の返礼品を「ご褒美的な贅沢品」として選ぶのもいいのですが、実は毎月必ず買っているものを返礼品にする方が生活に対する恩恵が大きかったりします。

たとえばお米。毎月5kgのお米を買っている家庭なら、ふるさと納税でお米10kgをもらえば約2ヶ月分の食費が浮きます。同じようにティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの日用品、調味料、麺類なども選択肢に入ります。

「高級なお肉を食べたい」という気持ちも全然ありですが、「毎月の買い物コストを下げる」という視点でふるさと納税を活用すると、家計への恩恵がより実感しやすくなりますよ。


初心者がハマる失敗談4選

これ、競合記事にはあまり書かれていないんですが、実際にやってみると「やらかした!」という落とし穴がいくつかあります。

① 控除上限額を超えて寄付してしまう

「もったいないからもう少し寄付しよう」と上限ギリギリより多く寄付してしまうケース。超えた分は全額自己負担になるので要注意です。最初は少し余裕を持って、上限より5〜10%少なめで設定するのが無難です。

② ワンストップ特例の申請書提出を忘れる

返礼品が届いた喜びで満足してしまい、書類の提出を忘れるパターン。1月10日の締め切りを過ぎると自動的に確定申告対応になります。届いたらすぐ書いて送るのが鉄則です。

③ 楽天に登録している住所が引っ越し前のまま

寄付金受領証明書は、楽天に登録している住所名義で発行されます。引っ越した方は必ず住所更新をしてから寄付しましょう。住所が違うと控除申請でトラブルになることがあります。

④ 年末ギリギリに慌てて寄付する

11〜12月は寄付が集中するため、人気の返礼品は品切れになることがあります。そして気に入ったものを選んだとしても、年内に返礼品が届かないこともある(届かなくても控除は受けられますが)。年間計画を早めに立てておくと、こういった焦りがなくなります。


年間計画の立て方|いつ何を頼むか?

「いつでもいい」と思っていると、年末にバタバタするのがふるさと納税のあるあるです。せっかくなら年初に計画を立てておきましょう。

季節ごとのおすすめ返礼品タイムライン

時期おすすめカテゴリ理由
1〜3月お米・加工食品・日用品返礼品が充実、在庫も豊富
4〜6月いちご・新玉ねぎ・アスパラ春の旬の食材が出回る時期
7〜9月桃・さくらんぼ・とうもろこし夏フルーツの最盛期。早めの注文が◎
10〜12月カニ・牛肉・鍋セット冬の定番。年内にしっかり寄付を完了させる

私がおすすめしているのは「1回にまとめて寄付するのではなく、3〜4回に分けて年間計画を立てる」スタイルです。一度に多額の寄付をすると冷凍庫がパンパンになったり、同じ時期に返礼品が重なって困ったりします。

また、冷凍ものと常温ものをうまく組み合わせると、受け取りの管理がしやすくなります。


まとめ

楽天ふるさと納税は、2025年10月の制度改正でポイント還元の一部が廃止されました。でも、制度の本質的なお得さ——2,000円の自己負担で高額な返礼品がもらえること——はまったく変わっていません。

改正後の今でも楽天ふるさと納税を使う理由は明確です。

  • 楽天会員なら追加登録不要で、いつもの操作感で使える
  • 楽天カード決済でポイント還元が今もある(唯一有効なルート)
  • レビューが圧倒的に多く、返礼品の品質を確認しやすい
  • 掲載自治体数・返礼品数がトップクラス

「改正でお得じゃなくなった」という声もわかります。でも、2,000円で数万円分の食材や日用品が手に入るというコアの価値は健在です。ポイントがおまけで付いていた時代から「本来の制度の恩恵」に立ち返っただけとも言えますね。

始め方はシンプルです。シミュレーターで上限確認 → 返礼品を選ぶ → 楽天カードで決済 → 控除申請。この4ステップを覚えれば、今日からでも始められます。

まだ一度もやったことがない方は、今年こそぜひ試してみてください。思っていたより全然簡単で、最初の返礼品が届いたときの「あ、これ本当にお得だ」という実感は格別ですよ。

節税と合わせて、日々の支出も見直してみましょう。コンビニでの節約術はこちら。
→ コンビニで節約するなら絶対買わないもの12選|年間10万円の差がつく賢い選び方
→ ガソリン代を今すぐ節約する方法|今日からできる燃料費節約術!

節税に慣れてきたら、次は資産運用・投資にも興味が出てくるかもしれません。FXとギャンブルの違いから解説しています。 → FXは本当にギャンブルなのか?投資との本質的な違いと「沼にはまらない」ための思考法

参考情報


免責事項

本記事は、楽天ふるさと納税の活用方法に関する一般的な情報提供を目的として作成されており、税務・法律・財務に関する専門的なアドバイスを提供するものではありません。

記事内に記載されている税控除の上限額・ポイント還元率・制度のルールなどは、執筆時点(2026年5月)の情報をもとにしています。ふるさと納税に関する法令・総務省告示・各ポータルサイトの規約は予告なく変更される場合があります。最新かつ正確な情報については、総務省または楽天ふるさと納税の公式サイトをご確認ください。

控除限度額は、読者ご自身の年収・家族構成・各種控除の内容によって異なります。本記事内のシミュレーション結果・年収別の目安金額はあくまで参考値であり、正確な金額の算出にはご自身での試算または税理士等の専門家へのご相談をお勧めします。

記事内の体験談・事例はあくまで一例であり、すべての読者に同様の結果をお約束するものではありません。

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