今回の記事では、私の失敗談…というか、PSA鑑定あるあるについて書こうと思います。タイトルの通り、PSA7のカードを「これは絶対8以上いけるでしょ!」と信じて再鑑定に出したら、またPSA7で返ってきたというお話です😭
「PSAから返却されたけど納得いかないから再鑑定に出したい」
「再鑑定で結果ってかわるの?」
と疑問に思っている方は、ぜひ、リアルを感じて下さい。
目次
事の発端:あの「最強ポケモンシール烈伝」
話は3ヶ月前に遡ります。私は念願だった1996年の「最強ポケモンシール烈伝」のリザードンシールを手に入れました。30年前の貴重なシールです!状態も良く、「これは間違いなくPSA8、運が良ければ9もいけるかも?」なんて思いながらPSAに初回鑑定を依頼。

結果は…PSA7。
「え?マジで?」というのが正直な感想でした。でも冷静に考えてみれば、30年前のシール。当時の印刷技術や保存環境を考えると、高得点は難しいのかもしれません…
なぜ再鑑定を決意したのか
PSA7という結果に納得できなかった理由:
- コーナーの状態:四つ角とも目立った折れや擦れなし
- エッジの状態:多少の白欠けはあるものの、7にしては良好
- 表面の状態:目立った傷やホロ抜けなし
- センタリング:特に目立ったズレはなし
「これで7?絶対に鑑定士の見落としだ!」と確信した私は、迷わず再鑑定サービスに申し込みました。
再鑑定の申し込み〜待機期間
PSAの再鑑定サービスは、初回鑑定と同じ料金がかかります。
つまり、このシールの場合は追加で約6,500円。
申し込み後の待機期間は地獄でした。毎日PSAのサイトをチェックして進捗を確認。「鑑定中」のステータスが「完了」に変わった時の興奮は今でも覚えています。
結果発表の瞬間

ついにその日がやってきました。配達員からパッケージを受け取り、震える手でケースを確認…




PSA 7
同じPSA7でした。
これは素直に受け止め、コレクションに追加して、大切にしたいと思います!

PSA再鑑定で学んだこと
1. 感情と現実は違う
自分のお気に入りのカードほど、状態を良く見積もりがちです。愛着フィルターがかかって、欠点が見えなくなってしまうんですね。
2. PSAの基準は一貫している
「鑑定士によってブレがある」なんて噂もありますが、少なくとも今回の件では、2人の異なる鑑定士が同じ結果を出しました。やはりプロの目は確かです。
3. 再鑑定はギャンブル
約6,500円払って同じ結果。完全に無駄金でした😅でも、これも勉強代だと思うことにします。
4. ヴィンテージ品への理解不足
30年前のシールということを軽視していました。当時の印刷技術、紙質、接着剤の質など、現在の基準で判断するには厳しい条件が揃っていたんです。1996年製のシールでPSA7なら、実は健闘していたのかもしれません。
それでも再鑑定する価値はある?
とはいえ、再鑑定が成功するケースもあります:
- 明らかに低すぎるグレードの場合(PSA5→8など)
- ボーダーラインのケース(8.5→9の可能性)
- 高価値カードで、1グレード上がれば大幅な価値向上が期待できる場合
私の場合は期待値が低すぎました。PSA7→8でも価格差はそれほど大きくなく、リスクに見合わないものでした。
最後に:コレクションの楽しさを再確認
結果的に約6500円を無駄にした形になりましたが、この体験で大切なことを学びました。
グレードはあくまで参考値。大切なのはカード自体の魅力とコレクションする楽しさ。
そのリザードンシールは今でも私のコレクションの中で輝いています。PSA7だろうが9だろうが、私にとっての価値は変わりません。30年という歳月を経て現在まで残っている、それだけで十分に価値のある一品なのです。
皆さんも再鑑定を検討する際は、感情と現実をしっかり分けて判断してくださいね!
今回の教訓まとめ:
- 愛着フィルターに注意
- PSAの基準を信頼する
- 再鑑定はリスクとリターンを冷静に計算
- グレードより大切なものがある
次回は「PSA9を狙って出したら8だった件」について書く予定です(笑)
それでは、良いコレクションライフを!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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