お年玉・お小遣いで買ったものランキング!昭和・平成・令和の「子供のお金の使い道」完全比較
子供の頃、お正月に親戚の家を回るのが毎年の行事だった。お年玉をもらうたびに、封筒の厚みで「今年は何円かな」と指で確かめた記憶がある。ポチ袋を破かないようにそっと開けて、中の金額を見た瞬間の「やった!」という感覚は、何十年経っても色褪せない。
今、自分が渡す側になって初めて気づくことがある。あのお金は、子供にとって本当に特別なものだったんだと。普段のお小遣いとは次元が違う「大金」を、自分の意志で使う体験——それ自体が、ひとつの成長の機会だったのかもしれない。
この記事では、そんなお年玉・お小遣いの「使い道」を、最新データとともに昭和・平成・令和の3つの時代で比較しながら掘り下げる。「自分はどこに当てはまるか」「子供の頃の自分は何にお金を使っていたか」を振り返りながら読んでもらえると、きっとどこかで「あるある」と思う場面が出てくるはずだ。
- 子供のお年玉・お小遣いの使い道ランキング(最新データ)
- 昭和・平成・令和、時代ごとの「あるある」使い道の変化
- 「あの買い物、正解だったのか?」大人になって気づいたこと
目次
お年玉・お小遣いの使い道、今も昔も変わらない?
お正月にもらったお年玉の封筒、手の中でクシャクシャにしながら「何を買おうか」と考えたあの瞬間、覚えていますか?
普段のお小遣いとは全然ちがう「大金感」があって、ちょっと背筋が伸びた気がしたんですよね。親に「貯金しなさい」と言われながら、頭の中ではもうすでに欲しいものリストを作っていた——そんな記憶のある人も多いのではないでしょうか。
今回は、子供の頃のお年玉・お小遣いの使い道をランキング形式で振り返りながら、昭和・平成・令和それぞれの時代ならではの「リアルな使い道」をまるごと掘り下げます。
ただ「ゲームが1位でした」で終わる記事じゃなくて、なぜそれを選んだのか、そして買った後どうだったかまで一緒に振り返ってみましょう。
現代の子供はどこに使う?最新ランキング TOP7
まずは現在(2020年代)の子供たちの使い道から。学研教育総合研究所の「小学生・中学生白書」(2023年)によると、小学生のお年玉の平均総額は 約2万1,000円。中学生は 約2万7,000円 という結果が出ています。
それだけのまとまったお金、いったい何に使っているのでしょうか。

第1位:貯金(約35〜87%)
これは調査機関によってばらつきがありますが、どの調査でも圧倒的1位。楽天ママ割のアンケートでは全体の 87% が「貯金」と回答しています。
「えっ、そんなに貯金するの?」と驚かれるかもしれませんが、実は最近の子供はかなりしっかりしているんですよ。「将来の学費のため」「欲しいものができたときのために取っておく」という回答が目立ちました。
ただし——これ、正直に言うと、半分以上は親に管理されているケースが多いんですよね。「貯金」という名の「親に預けたきり」パターン。子ども時代の私もそうでした。封筒ごと渡して、そのお金が自分の通帳にちゃんと入っているのかも確認したことがなかった気がします(笑)。
第2位:ゲーム機・ゲームソフト(約11〜17%)
Nintendo SwitchのプリペイドカードやゲームDLコード、あるいは念願の本体——これが現代の定番2位です。
「普段のお小遣いじゃとても買えない」という大きな買い物のチャンスとしてお年玉を使う子が多く、「ポケモンの新作ソフト発売がお正月直後だとテンション爆上がり!」という声もあったりします。わかる、その気持ち。
ちなみに、ポケモン好きな子供がお年玉でゲームを買ったその後、ポケモンGOにハマるというケースも多いようです。「今からポケモンGOを始めても遅い?」と気になっている方は、ポケモンGOを今から始めるのは遅い?2026年のリアルな答えと後悔しない始め方 もあわせて参考にしてみてください。ゲームは始める時期より、楽しめるかどうかのほうが大事ですよ。
第3位:おもちゃ・カードゲーム(約17%)
未就学児〜小学校低学年の子供に多い使い道。トレーディングカード(ポケカなど)もこのカテゴリに含まれます。
特にカードゲームは「1パック数百円」という手頃さから、お小遣いでも手が届くのが強みですよね。ただ、集め出すと止まらないんです、これが。「お年玉を全部ポケカに溶かした」という話、ちらほら聞きます。
せっかく集めたカードは、きちんと保管しておかないと価値が下がってしまうことも。保管方法が気になる方は、トレカのおすすめ保管方法紹介!鑑賞・長期保管・PSA対応まで に詳しくまとまっています。カードはただ「集める」だけでなく、状態を保つことが大切なんですよね。
第4位:お菓子・飲食代(約12%)
小学校低学年を中心に根強い人気。コンビニやお菓子屋さんで「好きなものを自分で選ぶ」という体験そのものに価値があるんでしょうね。
いつもはひとつしか買えないのに、今日は3つ選んでいい——そのちょっとした「贅沢感」は、子供ながらにちゃんと覚えているものです。
第5位:推し活・グッズ購入(Z世代以降で急増)
これは近年急速に台頭してきたカテゴリ。Simejiの調査では 2位 にランクインしていて、「推しのグッズが買える機会がここしかない」「スパチャを読んでもらえる」という声が並びます。
昭和・平成世代には「推し活」という概念自体がなかったわけで、お金の使い道の多様化を感じますよね。
第6位:漫画・本・雑誌(約5〜10%)
男の子に多いのが漫画の一気買い。「ワンピース全巻揃えたい」「転スラを最新巻まで」——これ、すごく良い使い道だと思うんですよ。大人になっても手元に残るし、何度も読み返せるから。
本に使ったお年玉は、後悔した記憶がほとんどないですよね。
第7位:友達と遊ぶ(外食・お出かけなど)
プリクラ、カラオケ、スタバ、映画——仲間と一緒に使う「体験」にお金を使うパターンも増えています。「友達とお揃いのものを買う」「プリクラ撮りまくる」といった声が寄せられていました。
モノではなく体験や思い出に使うというのは、大人顔負けの賢い使い方とも言えますよね。
昭和・平成・令和の使い道はこんなに変わった
ここが他の記事では絶対に見られない部分です。現代のランキングだけ見ていても「ふーん」で終わってしまいますよね。時代ごとに子供が何に夢中になっていたかを比べると、その時代の空気感まで見えてきますよ。
【昭和後期:1970〜1980年代】駄菓子とブリキのおもちゃの時代
| 使い道 | 代表アイテム |
|---|---|
| おもちゃ | チョロQ、ゾイド、ガンプラ、超合金マジンガーZ |
| 駄菓子 | うまい棒(当時10円)、ヤングドーナツ |
| 電子ゲーム | ゲーム&ウォッチ(任天堂、1980年発売) |
| ガチャガチャ | 指輪・シール類(当時20〜50円) |
この時代の「大きな買い物」の象徴は ゲーム&ウォッチ でした。ゲームの種類が本体に1つしか入っていないのに、「自分専用の携帯ゲーム機を持っている」というだけで学校でヒーローになれた時代です。
ファミコンが発売されたのは1983年。当時の定価は 14,800円。これは小学生のお年玉の全額をはたいても足りない金額で、「お年玉で絶対ファミコンを買う!」と宣言したものの親に止められた——という話、当時の子供たちあるあるだったんじゃないでしょうか。
駄菓子屋さんに行くと、10円・20円のお菓子が並んでいて、100円あれば「大富豪」気分でした。
【平成初期〜中期:1990〜2000年代】ビックリマンからたまごっちへ
| 使い道 | 代表アイテム |
|---|---|
| シール・カード収集 | ビックリマンシール、遊戯王カード、ポケモンカード |
| 携帯ゲーム機 | ゲームボーイ、ゲームボーイカラー |
| 液晶ペット | たまごっち(1996年発売) |
| キャラクターグッズ | ミニ四駆、ベイブレード、デジモン |
この時代のキーワードは**「集める・交換する」** 文化です。
ビックリマンチョコのシールを集めるために、チョコの部分を捨てていたという話は有名ですよね。1個30円のお菓子を買い続けて、お小遣い全額をビックリマンに消費した子が続出。お菓子目的ではなくシール目的で購入する子供が社会問題になるほどの社会現象になりました。
たまごっちが1996年に発売された時は本当に衝撃でした。「育てる」という概念を持った電子おもちゃで、お年玉で買った子が続出。でも学校に持っていけないから、教室でこっそりお世話して先生に見つかる——という懐かしいシーンを思い出す人も多いのではないでしょうか。
「授業中にたまごっちが死んだ時の絶望感」は、あの時代にしか味わえないものでしたよ、本当に。
当時集めたポケモンカードや遊戯王カードが、今や高額で取引されているケースもあります。大切に保管していたカードは、一度PSA鑑定に出してみる価値があるかもしれません。PSA鑑定の魅力とは?カードコレクターが熱狂する理由を解説! で、その仕組みと価値について詳しく解説されています。「子供の頃のカードがまだ手元にある」という方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
【平成後期〜令和:2010年代〜現在】デジタルとリアルの融合
| 使い道 | 代表アイテム |
|---|---|
| ゲーム本体 | Nintendo Switch、PlayStation 5 |
| アプリ課金 | フォートナイト、モンスト、パズドラ |
| 推し活 | K-POPグッズ、VTuberグッズ |
| 動画・配信関連 | YouTubeプレミアム、Spotify |
令和の子供にとっての「大きな買い物」はNintendo Switchです(本体価格は約35,000円)。複数年分のお年玉を合算して買う子も珍しくなく、「今年のお年玉でやっとSwitch買えた!」というエピソードはよく聞きます。
また、アプリへの課金という昭和・平成世代には存在しなかった使い道が急増しています。物理的なモノではなくデータにお金を使う感覚は、正直なところ昭和世代からするとまだ少し不思議な感覚があるんですよね。
「あの買い物、正解だったのか?」振り返りランキング
これが一番面白い視点かもしれません。大人になって振り返ると、子供の頃の「お年玉の使い方」に対する評価はかなり変わってきます。
買って正解だったもの ベスト3
1位:本・漫画 漫画全巻買いは、今でも家に残っていたり、繰り返し読み返せたりするという意味でコスパ最強でした。ドラゴンボール全集を全巻揃えたお年玉は、30年後の今も本棚で輝いていたりします。
2位:ゲーム機 ファミコン、スーファミ、ゲームボーイ——これらは本体だけじゃなく、「友達と遊んだ思い出」もセットでついてくるんですよね。モノの価値だけじゃない、体験込みの買い物でした。
3位:楽器・趣味の道具 ギター、スケボー、釣り道具——趣味として続いたものに使ったお年玉は、後悔した人がほぼいないカテゴリです。
買って後悔したもの ベスト3
1位:ビックリマン・トレカの「引き」が悪い系 お菓子を100個近く買って、結局欲しいレアシールが出なかった時の虚無感は言葉にならないものがあります。「このシールさえ手に入れば…」と思っているうちに、いつの間にかお年玉が溶けていたあの経験、みんな一度はあるんじゃないでしょうか。
私自身、小学3年生のとき、レアカードが欲しくて駄菓子屋で財布を空にした記憶があります。結果、出なかったです。今でも少し悔しい(笑)。
2位:ゲームセンターでの両替 「100円玉を握りしめてゲーセンに行き、気づいたら1時間で全部消えた」——これ、昭和〜平成の子供あるあるですよね。メダルゲームやクレーンゲームに吸い込まれていくお金の速さは異常でした。
3位:流行りのキャラクターグッズ 「今しか買えない!」と思って買ったキャラクターグッズ、1年後には全然使っていない、ということが多かったりします。流行りに乗ったグッズの消費期限は意外と短いんですよ。
ところで、子供の頃に買ったおもちゃやグッズが家に眠っているなら、メルカリで売ることを考えている方もいるかもしれません。ただ、「何でもかんでも売れるわけじゃない」というのも正直なところ。メルカリで売るより捨てる方が正解なケースとは? では、売るか捨てるかの正しい判断軸が丁寧に解説されています。懐かしのグッズを整理したい方は参考にしてみてください。
男女で全然ちがう?使い道の傾向
実は、ビデオリサーチの調査では、お年玉・お小遣いの使い道に明確な男女差があることがわかっています。
男の子に多い使い道
- おもちゃ・プラモデル
- ゲームソフト
- トレーディングカード(ポケカ、遊戯王など)
女の子に多い使い道
- 文房具(かわいい系・機能系)
- 身につけるもの(アクセサリー、服)
- キャラクターグッズ・推し活
男の子が「集める・競う」系に使いがちな一方で、女の子は「日常を彩る」系に使う傾向があるのが面白いですよね。これって子供だけじゃなく、大人になってからの消費傾向にも続いていたりします。
親の本音:貯金させたいけど…
実は調査によると、小学生のお年玉の管理は半数以上が親が担っています。「子供に渡す前に通帳に入れてしまう」というパターンも珍しくないんですよね。
親の立場からすれば「大事なお金だから」という気持ちは当然です。ただ、一方で子供にとっては「自分で考えて使う」という体験そのものが、お金の感覚を育てる貴重なチャンスでもあるんですよね。
「全額貯金」より「一部は好きに使わせる」というバランスが、金銭感覚を育てるうえでは理想的という声も多くあります。
よくある質問
Q. 子供のお年玉は全額貯金させるべき?
一部を自由に使わせるほうが、お金の使い方を体験を通じて学べるという面があります。「好きに使える分」と「貯金する分」を事前に決めておくと、子供も納得しやすいでしょう。
Q. 何歳から自分でお年玉を管理させてもいい?
一般的には小学校中学年(3〜4年生)ごろから、少額を自分で管理させるケースが多いようです。通帳の残高を一緒に確認するなど、親が見守る形がおすすめです。
Q. お年玉の使い道、親が口を出してもいいの?
「これはどう?」と提案するのはOKですが、完全に親が決めてしまうのは避けた方が無難です。子供が自分で考えて決める体験こそが、お金の感覚を育てる一番の近道ですよ。
まとめ:お年玉・お小遣いの使い道が教えてくれること
| 時代 | キーワード | 代表的な使い道 |
|---|---|---|
| 昭和後期 | ブームの波に乗る | ガンプラ・ゲーム&ウォッチ・チョロQ |
| 平成初〜中期 | 集める・交換する | ビックリマン・たまごっち・ポケカ |
| 平成後期〜令和 | デジタルと融合 | Switch・推し活・アプリ課金 |
| 全時代共通 | まずは貯金(親の意向) | 貯金が常に1位 |
時代が変わっても、子供が「これが欲しい!」と目を輝かせる瞬間は変わりません。
親に管理されながらも必死に交渉して「ちょっとだけ使わせて」とお願いしたあの日も、寒い朝におもちゃ屋さんに一番乗りしようとしたあの日も、全部ひっくるめて「お年玉の思い出」なんだと思います。
もし今年、子供や甥・姪にお年玉を渡す予定があるなら、「何に使う?」って聞いてみてください。その答えが、今の時代の「子供が夢中になっているもの」を一番正直に教えてくれますよ。
私自身、子供の頃のお年玉でいちばん後悔しているのは「ガチャガチャに全部使ったこと」です。500円を何度も投入して、出てくるのは同じものばかり。あの時の自分に「やめておけ」と言いたいですが、そのむなしい経験があったから「お金には計画が必要」と身体で覚えたわけで——まあ、授業料だったということで(笑)。
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