LEGO(レゴ) ドンキーコング アーケードゲーム レビュー|10歳の息子と完成まで2週間の奮闘記
「誕生日、これが欲しい!」
小学4年生の息子がそう言って指さしたのは、レゴで作るドンキーコングのアーケードゲームでした。
正直、私のレゴの記憶は子どもの頃に家を作って遊んだ程度。決して気軽に買える値段ではないし、そもそも「レゴで遊べるゲーム」ってどういうこと?と半信半疑だったんです。
結論から言うと、大正解の買い物でした。ただし、途中で一度ほぼ全部を解体するという大事件も起きています。
この記事では、10歳の子どもに「対象年齢18歳以上」のレゴを渡した親のリアルな記録をお届けします。「子どもへのプレゼントに考えているけど、本当に作れるの?」と迷っている方にこそ、読んでほしい内容です。
レゴ ドンキーコング アーケードゲーム(72051)とは
1981年に登場した任天堂のアーケードゲーム『ドンキーコング』の筐体を、卓上サイズで再現したレゴセットです。2026年8月1日に発売されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品番号 | 72051 |
| シリーズ | レゴ スーパーマリオ |
| ピース数 | 1,367個 |
| 対象年齢 | 18歳以上 |
| 完成サイズ | 約 縦39cm × 幅27cm × 奥行15cm |
| 動力 | なし(手動のレバー・スティック・ボタン) |
| 登場キャラ | ジャンプマン、ドンキーコング、レディ |
最大の特徴は、**本当に「遊べる」**ところ。
左のタル型レバーを引くと、タルが1つずつドンキーコングの背後から転がり出てきます。中央のジョイスティックでジャンプマンを左右に動かし、右のボタンでジャンプ。転がり落ちたタルは背面のリフトで再び上へ運ばれるので、21個のタルが延々と循環する仕組みなんです。電池もモーターも使わずにこれが動くのですから、驚きですよね。
【体験記】10歳の息子に対象年齢18歳以上のレゴを渡した結果
誕生日当日|出費以上の喜びがあった
誕生日にプレゼントを受け取ったときの息子の顔は、今でも忘れられません。
正直、出費は大きかったです。でも、あの嬉しそうな姿を見た瞬間、「ああ、買ってよかった」と心から感じました。
ところが、いざ箱をよく見てみると……。

対象年齢18歳以上。
ん?うちの子、まだ10歳ですけど?
一瞬で不安がよぎりました。とはいえ「まあ、レゴだし大丈夫か!」と気楽に考え、組み立ては息子に任せることにしたんです。今思えば、これが最初の判断ミスでした。
最初の数日|テレビゲームより良い時間だった
それから数日間、息子は毎日コツコツと組み立てていました。
画面を見続けるテレビゲームとは違い、説明書と向き合いながら手を動かす時間。親としては「こういう遊び方、いいなあ」と、そういう意味でも買ってよかったと感じていました。
ゲーム好きの子との付き合い方に悩んでいる方は、フォートナイトが子供に人気な理由と、親が知っておきたい向き合い方もあわせて読んでみてください。
……が!!
「わからない」|ついに来た、あの瞬間
ある日、息子がぽつりと言いました。
「わからない」
きましたよ。この時が!
そこからは私が説明書を見ながら引き継ぐことに。ところが、どうも様子がおかしい箇所があるんです。よく見比べると、違う部品で組んでしまっているところがありました。
このセットは、土台部分にタルを運ぶリフトやジャンプの仕掛けが組み込まれています。1か所ズレたまま進めると、上に積み重ねるほど修正が難しくなる構造なんですね。
「このままでは無理だ」と判断し、ほぼ初期状態まで解体することにしました。

やはり、対象年齢18歳以上。完全に舐めていました……。
息子には「1つでもミスをすると、後々ものすごく大変になるんだよ」と伝え、ここからは私が組み立てることに。
解体後の地獄|小袋の順番が分からない
ここで新たな問題が発生します。
本来、部品は組み立てる順番ごとに小袋に分かれています。でも、一度解体したことで、どの部品がどの工程のものか、まったく分からなくなってしまったんです。
仕方がないので、とりあえず色ごとに部品を分けて作業開始。

平日は作業できる時間も限られていて、解体前の状態に戻すだけで2日ほどかかりました。地味に、いえ、かなり堪えましたね。

細かいパーツの仕分けには、仕切りのある収納ケースがあると作業がぐっと楽になります。プラコロの収納に100均のセクションケースを使った方法は、レゴの部品整理にも参考になりますよ。
気づけば、私がハマっていた
不思議なもので、この頃には私自身が楽しくなっていました。
一つひとつ形になっていく手応えがクセになってきて、気づけば「次は何を買おうかな」と考えている自分がいたんです。子どものためだったはずが、いつの間にか親のほうが夢中に。こういう方、きっと多いのではないでしょうか?

一度ハマると止まらないこの感覚が気になる方は、飽きない人はなぜ飽きないのかを脳科学と思考パターンで読み解いた記事も面白いと思います。
完成まで約2週間|「ボタンが効かない?」の不安も

最終的に、約2週間かけて完成しました。
途中、「あれ、ボタンが効かないぞ」「ボタンが浮いてこない」と不安になる場面もありました。壊れた?どこか間違えた?と焦りましたよ。
実はこれ、仕組みを知ると納得なんです。このセットのジャンプボタンは、シーソー状の部品の後ろ側の重みで押し戻される構造になっています。つまり、後ろの部品が組み上がるまではボタンが浮かないのが正常というわけです。
作り進めるうちに不安が一つずつ解消され、しっかり完成形に近づいていく。この過程そのものに面白さがありました。
完成後|ハラハラしながら見守る日々
完成したレゴで、息子は本当に楽しそうに遊んでいます。
ただ、親としては気が気じゃありません。
「ゆっくり触ってよ?」 「優しく動かしてよ?」
2週間の苦労を知っているだけに、レバーを勢いよく引くたびにドキッとします。しばらくは、ハラハラしながら眺める日々が続きそうです。
こんな家庭・こんな人に向いている
実際に組み立ててみて感じた「向いている人」を、タイプ別にまとめました。
① 親子で一緒に作る時間を楽しみたい家庭
小学生が一人で完成させるのは、正直ハードルが高いです。ただ、親が主導して子どもが手伝う形なら、最高の共同作業になります。我が家も最終的にはこのスタイルで、結果的に親子の会話が増えました。
② 画面以外の遊びを増やしたい家庭
テレビゲームが好きな子でも、「ゲームの世界を自分の手で作る」となると夢中になります。完成後もレバーやボタンで遊べるので、飾って終わりにならないのも嬉しいところですね。
家の中だけでなく、外でも親子の時間を作りたい方には、子供と初めての釣りに行くときの持ち物リストと神グッズ10選もおすすめです。
③ 子どもの頃に『ドンキーコング』で遊んだ大人
私のように「レゴは家を作った程度」という人でも、ちゃんとハマります。むしろ、大人こそ楽しめるセットといえるでしょう。
逆に、慎重に考えたほうがいいケース
- 小学生に一人で作らせるつもりの場合:我が家の二の舞になる可能性があります
- 作業時間を確保しにくい場合:我が家は解体を含めて約2週間かかりました
- 乱暴に扱いがちな年齢の子の場合:機構部分は繊細なので、遊び方のルール決めが必要です
あなたのご家庭は、どのタイプに近いですか?
買う前に知っておきたい注意点と、我が家の失敗から学んだコツ
子どもと作るなら、ここだけは守ってほしい5つのコツ
我が家の失敗を踏まえて、これから作る方へのアドバイスです。
- 土台(最初の5袋ほど)は大人がチェックしながら進める タルのリフトやジャンプの仕掛けが集中する部分です。ここでのミスが後々響きます
- 小袋は1袋ずつ開ける 複数の袋を同時に開けると、解体時の我が家のように部品の行方が分からなくなります
- 1ページ進むごとに、説明書の絵と見比べる 「似ているけど違う部品」が意外と多いんです
- ボタンが浮かなくても、すぐには焦らない 後ろの部品が組み上がると解決することがあります
- 完成後は平らな場所に置く 本体が傾いていると、タルが詰まりやすくなります
公平のために、気になった点も
唯一の難点を挙げるとすれば、ジャンプマンは最下段から上に登れないことです。左右移動とジャンプはできますが、原作のようにハシゴを登ってレディを助けに行くことはできません。ゲームとしての自由度を期待しすぎると、物足りなく感じる人もいるかもしれません。
また、ドンキーコングやレディなど一部のキャラクターはプリントではなくシールです。大きめのシールを真っすぐ貼る作業は、子どもには少し難しいでしょう。ここは好みが分かれるところです。
よくある質問
Q. 小学生でも作れますか?
A. 我が家の10歳の息子は、途中で行き詰まりました。大人がサポートすれば十分に作れますが、一人で完成させるのは難しいと感じました。
Q. 完成までどのくらいかかりますか?
A. 我が家は解体・やり直しを含めて約2週間でした。平日は限られた時間での作業です。
Q. 電池やモーターは必要ですか? A. 不要です。すべて手動で動く仕組みになっています。
Q. 完成後、子どもは遊びますか?
A. 息子はレバーを引いてタルを転がし、ジャンプボタンで避けて楽しそうに遊んでいます。
まとめ|今回の教訓は「対象年齢は守れ!」
レゴ ドンキーコング アーケードゲーム(72051)は、子どもの誕生日プレゼントとして、我が家にとって大正解の買い物でした。
途中で一度ほぼ全部を解体し、色分けからやり直すという遠回りもしました。それでも、息子の喜ぶ顔が見られて、私自身も久しぶりにレゴの楽しさを思い出せた。出費以上の価値があったと胸を張って言えます。
ただ、今回の教訓はただひとつ。
「対象年齢は守れ!」 です。笑
小学生のお子さんへのプレゼントに考えているなら、ぜひ「親子で一緒に作る」前提で選んでみてください。あなたの家では、誰が一番ハマるでしょうか?
免責事項
本記事は、筆者が実際に購入・使用した個人の体験と感想にもとづいて作成しています。組み立てにかかる時間や難しさ、遊び方の感じ方には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
本商品の対象年齢は、メーカーにより18歳以上と定められています。本記事では10歳の子どもが組み立てに関わった体験を紹介していますが、対象年齢未満のお子さまが使用する場合は、保護者の方が必ず付き添い、小さな部品の誤飲などに十分ご注意ください。
商品の仕様・セット内容・販売状況は、予告なく変更される場合があります。最新の情報は、レゴ公式サイトや各販売店でご確認ください。購入の最終判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。
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LEGO、レゴはLEGO Groupの商標です。ドンキーコング、スーパーマリオは任天堂の商標です。本記事はLEGO Groupおよび任天堂とは関係がなく、両社が後援・承認するものではありません。
