夏休みの宿題で毎年恒例の「人権作文」。
自由研究の次に「やる気の出ない宿題」としてランクインしがちなこの作文ですが…みなさん、ちゃんと向き合っていますか?
「人権って…なんだっけ?」
「作文の書き方が分からない…」
「感想文と何が違うの?」
そんなあなたのために、人権作文のテーマ選びから構成のコツまで、まるっと紹介します!
目次
人権作文って何のために書くの?
人権作文は、「みんなが平等に生きるためにはどうしたらいいか?」を自分なりに考える作文です。
例えば…
- 学校でのいじめをなくしたい
- 男女差別ってまだあるの?
- SNSでの誹謗中傷ってこわい
- 自分にとって“自由”とは?
といった、「人と人とのつながり」「誰かの気持ちを考える」ことがテーマになりやすいです。
\つまり/
あなたの体験や考えたことを、自分の言葉で書けばOK!
テーマの選び方|身近なネタこそ最高の素材!
「世界平和」とか「戦争と人権」も立派ですが、小学生や中学生にとってはちょっとスケールが大きすぎるかも。
おすすめは、こんなテーマ↓
テーマ例 | 内容のヒント |
---|---|
学校でのいじめ | なぜ起きる? 自分はどう思った? |
SNSの使い方 | うっかり失言から気づいたこと |
弟とのけんか | 小さな争いも“人権”かも? |
クラスの空気 | 誰かが孤立してない? |
ある先生の言葉 | 一言で気づいた優しさとは? |
人権=難しい話ではありません。
「これ、人権じゃね?」と気づく力が大事!
書き方テンプレート|黄金の5段構成!
どのテーマでも使える、人権作文のテンプレはこれ!
① はじめに(問題提起)
例:「ある日、クラスでちょっとした出来事がありました。」
② その出来事(体験)
例:「友だちがひとりで給食を食べているのを見て…」
③ 自分の気持ち(気づき)
例:「なんとなくモヤモヤしていた気持ちに名前がつきました。それは“無関心”です。」
④ 広げる(世の中全体)
例:「この気づきは、SNSでのいじめ問題にもつながると思いました。」
⑤ まとめ(自分がこれからどうするか)
例:「これからは、身近な“見えない声”に耳をすませたいです。」
書き終わったら見直そう!チェックリスト
✅ テーマは自分にとって身近だったか?
✅ 自分の体験や気持ちがきちんと書かれているか?
✅ 難しい言葉を使いすぎていないか?
✅ 誤字脱字はないか?
【まとめ】人権作文=“気づき”を言葉にするチャンス
人権作文とは、難しい言葉で社会問題を語る場ではなく、あなたが「ちょっと引っかかった気持ち」を言葉にする作文です。
だれかの言葉で書くのではなく、あなた自身の気づきを伝えることが大事!
「まだ書いてない…」「どうせ提出ギリギリ…」というそこのあなた、
今からでも間に合います!あなたの言葉(気持ち)のこもった作文を!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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