「お風呂なんて毎日入ってるし、順番なんて気にしたことなかった」

そう思っているあなた、ちょっと待ってください。もしかしたら、毎日のお風呂が肌トラブルの原因になっているかもしれないんです。

顔の乾燥が続く、背中にニキビが出る、洗っているのになぜかスッキリしない……。そういった悩みを抱えている方に向けて、お風呂で「洗う順番」を変えるだけで肌が変わる理由と、正しい入り方を徹底的にお伝えします。

順番ひとつで、肌の運命は変わります。
この記事では、「なぜその順番なのか」の理由まで、しっかりお伝えしていきます。


お風呂で洗う正しい順番とは?【5ステップ】

結論からお伝えしましょう。正しい洗う順番はこちらです。

ステップ内容
(メイクをしている場合)クレンジング
かけ湯→湯船につかる(38〜40℃、10〜15分)
髪を洗う(シャンプー→トリートメント)
体を洗う(上から下へ)
洗顔(最後!)

「え、洗顔って最後なの?」と驚かれる方が多いんですよね。なぜこの順番が正解なのか、一つひとつ理由を見ていきましょう。


なぜ「髪→体→顔」の順番が正解なのか

シャンプーの成分が顔や背中に残ると肌荒れになる

シャンプーやトリートメントには、界面活性剤やシリコンなどが含まれています。これらが顔や背中の毛穴に残ったまま放置されると、毛穴を物理的に塞いでアクネ菌が繁殖しやすくなるんですね。

背中は頭皮と同じように皮脂腺が発達しているのに、毛穴が大きく産毛しか生えていないため、シャンプー成分が詰まりやすい構造をしています。ですから「体を先に洗って、髪は後で」という習慣の人は、シャンプーの流し残しが背中についたまま風呂から出ることになってしまうわけです。

私がまさにそれでした。毎日ゴシゴシ洗っていたのに、洗う順番がまずかったせいで自分で自分の背中にニキビを作り続けていたとは…。わかった時は本当に「あちゃー」でしたね。

洗顔を最初にすると、あとで顔が無防備になる

入浴後半は蒸気と温度で毛穴が全開になります。この状態で最初に洗顔を済ませてしまうと、素肌が丸裸の状態でシャンプーの泡や水蒸気の刺激をまともに受け続けることに。しかも、濡れた肌を長時間放置すると乾燥が進み、肌のバリア機能がどんどん弱ってしまいます。

「最後に洗顔→すぐお風呂から出て化粧水をつける」この流れが、肌への負担を最小限にできるんですよ。


湯船につかるタイミングがカギ

「先につかってから洗う」が美肌の王道

花王の調査によると、「浴槽に浸かる前に体を洗う」という人は約97%にのぼります。しかし美容の専門家の視点から言うと、先につかってから洗うほうが断然おすすめなんです。

なぜかというと、湯船で温まることで毛穴が開き、皮脂が浮き上がってくるから。その状態で洗うと、ゴシゴシ力を入れなくても泡でなでるだけで汚れが落ちやすくなるわけです。

眠りとお風呂の専門家である小林麻利子先生によると、「かけ湯をしたら5分以内の軽めの入浴で温まってから洗髪し、その後40℃の湯船で本番入浴(15分)→体を洗う」という流れが理想とのこと。つまり湯船を2回活用するスタイルなんですね。時間に余裕があれば、ぜひ試してみてください。

湯船の温度と時間、ちゃんと意識してますか?

  • 温度:38〜40℃が適温。それ以上だと心臓に負担がかかります
  • 時間:10〜15分を目安に。指がふやけるほどの長風呂は、肌に必要なセラミドまで流れ出して乾燥肌を招きます
  • 入浴前後の水分補給を忘れずに。お風呂では約800mlの水分が失われるというデータもあります

15分以上浸かっても血流量に大きな変化はないとも言われているので、「長く入れば入るほどいい」は思い込みなんですよね。


体の洗い方、「上から下へ」の本当の意味

背中は特に要注意!すすぎ残しゼロを目指す洗い方

体を洗う順番は、上から下へ向かうのが基本です。首→肩→胸→腕→腹→背中→腰→足、という流れ。

ここで特に気をつけてほしいのが背中のすすぎです。背中は自分では見えにくく、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しが起きやすい部位。製薬会社マルホの資料によると、流す時は「横向きに流すと顔や背中につきにくくなる」とのこと。シャワーを縦方向ではなく横向きに当てる意識だけで、かなり変わりますよ。

ゴシゴシは逆効果。泡で「なでる」が正解

「しっかり洗ったほうがきれいになる」と思って、ナイロンタオルでゴシゴシ洗っている方は多いですよね。実はこれ、逆効果なんです。

ゴシゴシ洗いは肌の角質層(バリア機能)を傷つけてしまいます。すると肌は防御反応として角質を厚くしようとするため、かえって毛穴が詰まりやすくなるという悪循環に。

正しくは:

  • ボディソープをしっかり泡立てる
  • 手のひらで泡をなでるように洗う
  • 膝や肘など汚れがたまりやすい部分だけボディタオルを使用
  • 敏感肌の方は手洗いだけでも十分

「そんな洗い方で汚れ落ちるの?」と最初は半信半疑でしたが、肌が温まって毛穴が開いた状態なら、これで十分なんですよね。私も試してみたら、かえって肌がしっとりしてびっくりしました。


洗顔はなぜ「最後」でなければいけないのか

クレンジングと洗顔、分けることが鉄則

メイクをしている方は、クレンジングだけは最初(湯船につかる前)に行いましょう。なぜかというと、毛穴が開いたあとにメイクが残っていると、汚れが毛穴の奥まで侵入してしまうからです。

ただし!クレンジングのあとすぐ洗顔をしてしまうのはNGです。その後、シャンプーやコンディショナーをするとせっかく洗った顔に成分が付着するので、洗顔は最後に回しましょう。

洗顔の正しいやり方3つのポイント

  1. 泡立てをしっかり。手が肌に直接触れないよう、泡だけで包み込むように洗う
  2. シャワーを顔に直接当てない。水圧によるたるみの原因になります。桶にためたお湯で優しくすすぐのがベスト
  3. 洗いすぎない。必要な皮脂まで奪うと、逆に皮脂過剰になります

洗顔後はすぐにお風呂を出て、5分以内に化粧水をつけましょう。「お風呂場に化粧水を置きたい」という気持ちはわかりますが、湿気で雑菌が繁殖しやすいのでボトル管理が難しいのが難点ですね。


トリートメントをしっかり浸透させる裏技

体を洗う時間を「待ち時間」に活用する

「トリートメントって、どれくらい置けばいいの?」とよく聞かれます。実は、体を洗っている時間をそのまま活用できるんです。

流れはこう:

  1. シャンプー後、トリートメントを塗布
  2. そのまま体を洗う(この間、5〜10分ほどトリートメントが浸透する)
  3. 体を洗い終わったら、先にトリートメントを流す
  4. 最後に洗顔

この順番にするだけで、時短とヘアケア効果のアップが両立できます。ちなみに、トリートメントを先に流さずに体を洗ってしまうと、トリートメントの油分が背中に流れてニキビの原因になる可能性があるので要注意です。

トリートメントの品質も効果を大きく左右します。成分にこだわりたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

オルナオーガニックのトリートメントが気になる方へ 
セラミド・ヒアルロン酸など12種の美容成分を配合したトリートメントの詳しい解説はこちら。 
オルナオーガニック リペアトリートメントを成分から正直解説|12種美容成分の役割と髪質別の使い方


【タイプ別】あなたに合った入浴スタイルはどれ?

メイクをしている人

クレンジング → かけ湯 → 湯船(10〜15分)→ 髪(シャンプー→トリートメント)→ 体 → トリートメントを流す → 洗顔 → 風呂あがり

メイクをしていない人

かけ湯 → 湯船(10〜15分)→ 髪(シャンプー→トリートメント)→ 体 → トリートメントを流す → 洗顔 → 風呂あがり

背中ニキビが気になる人

シャンプーやコンディショナーは「髪を前に垂らして」洗うと、背中への流れ込みを減らせます。洗い流す時も横向きシャワーを意識して。体を洗うのは必ずトリートメントを流したあとにしましょう。

シャワーヘッドにこだわることで、泡立ちや洗浄力がさらに上がることも。ファインバブルシャワーの洗浄力に興味がある方は、こちらもご覧ください。
ReFa(リファ) ファインバブル Uで毎日のシャワーをスキンケアに変える全知識

乾燥肌が気になる人

湯船は15分以上浸からない。ゴシゴシ洗い禁止。お風呂上がりの保湿は5分以内に、できれば浴室内で行うと気化熱による水分蒸発を防げます。

ヘアカラーをしている人

染めた直後はキューティクルが開いており、色が抜けやすい状態です。
シャンプーは泡立てて優しく、すすぎはぬるめのお湯で。

カラーの持ちを長くする方法については、こちらが参考になりますよ。
髪を染める頻度は何ヶ月おきが正解?美容師が教える「自分に合う周期」の見極め方


まとめ:「なんとなく」をやめると肌が変わる

お風呂の洗う順番、改めて整理しましょう。

正しい順番:クレンジング(メイクありの場合)→ 湯船 → 髪 → 体 → 洗顔

毎日のことだからこそ、ほんの少し意識を変えるだけで効果が出やすいんですよね。特に背中ニキビや顔の乾燥に悩んでいる方には、まず「洗顔を最後にする」「シャンプーの前にトリートメントを流す」この2点から試してみてください。

正直、最初は「そんなに変わるかな?」と半信半疑だと思います。私もそうでした。でも2週間続けてみると、鏡を見た時にじわっと実感できるはず。今夜のお風呂から、ぜひ試してみてくださいね。

免責事項

本記事は、お風呂の入り方・洗う順番に関する一般的な情報提供を目的として作成しています。記載内容は筆者個人の体験・調査・見解に基づくものであり、すべての方に同様の効果や結果を保証するものではありません。

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身体・肌への影響について

入浴方法やスキンケアの実践方法は、個人の肌質・体質・健康状態によって適切な判断が異なります。本記事の情報を実践した結果生じた肌トラブルや健康被害について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

皮膚に疾患のある方、アレルギー体質の方、持病のある方は、入浴方法やスキンケアの変更に際して、必ず専門の医師または皮膚科にご相談ください。

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