30代後半から始める運動不足解消!初心者でも続くプール習慣
「運動しなきゃ」と思いながらも、なかなか始められない…そんなあなたに読んでほしい、運動ゼロからのリアルな体験談です。
平日は会社と家の往復、休日は家族サービス――そんな毎日を送っていると、運動する時間なんてなかなか作れませんよね。
健康診断のたびに言われる「適度な運動を心がけましょう」という言葉。階段を2階まで上がるだけで息が切れ、子どもと鬼ごっこをしたら3分で「休憩タイム」を宣言してしまう自分。
「これはヤバい…」
そう分かっていても、運動を始めるには勇気が必要です。なぜなら、運動ってキツそうだし、新しいことを始めること自体に抵抗があるから。
でもある日、町のスポーツセンターの前を通りかかったときに「プール」の看板が目に入りました。
「水中なら体も軽いし、歩くだけでも効果があるみたい。なんかオシャレじゃない?」
その瞬間、私のプール生活が始まったのです。
この記事の重要キーワード
「やらないよりはマシ!」
これは記事だけでなく、人生においても大切な考え方です。
目次
第一章:プールに行くまでの長い道のり

運動を始めようと決意するまでには、たくさんの言い訳と戦う日々がありました。そして、消去法で選んだのが「プール」だったのです。
運動不足という「しつこい営業マン」
運動不足って、まるでしつこい営業マンのようです。
- 「そろそろ体動かしませんか?」
- 「階段でハァハァしてますよ?」
- 「子供とも本気で遊べないでしょ?」
毎日のように囁いてきます。
私はこれまで、様々な言い訳を駆使してきました。
| 言い訳 | 本当の理由 |
|---|---|
| 「今日は雨だから」 | 晴れの日も同じことを言う |
| 「仕事が忙しくて」 | 休日も同じことを言う |
| 「運動着がない」 | クローゼットに新品のジャージが眠っている |
| 「明日から本気出す」 | 永遠にやってこない明日 |
しかし、ついに決定的な出来事が起こりました。
子供たちと鬼ごっこをした日、立っていられないような疲労感に襲われたのです。心の奥底から「これはマズイ」と思いました。
なぜプールを選んだのか
ジムは筋肉モリモリの人たちが怖そう(偏見)、ランニングは人に見られるのが恥ずかしい、ヨガはポーズが分からない…
そんな消去法でたどり着いたのがプールでした。
- 浮力があるから楽そう(実際は楽ではありません)
- 水の中だから汗をかいても分からない(実は汗をかいてます)
- 水着姿のおじさんたちがいるから、自分だけ情けなくない(連帯感)
- 溺れそうになってもライフガードさんがいる(安心)
- 歩くだけでも効果が出る(簡単)
第二章:プールデビューの惨劇

意気込んでプールに向かった私を待っていたのは、想像を絶する現実でした。
「泳げるはず」という甘い考えは、わずか5秒で打ち砕かれます。
まずは装備を整える
プールデビューには準備が必要です。
昔の水着を引っ張り出してきたら、明らかにサイズが合わない。「水着って縮むのかな?」と現実逃避しつつ、新しい水着を購入しました。
購入した装備リスト:
- 新しい水着
- ゴーグル
- 水泳キャップ
鏡の前で水着姿をチェック。「うん、思ったよりイケてる…かも?」と自己暗示をかけて出発しました。
いざ、プールサイドへ
プールサイドに立った瞬間、一つの現実に直面しました。
「あれ?どうやって泳ぐんだっけ?」
小学校の水泳の授業以来、まともに泳いでいない私。とりあえずクロールっぽい動きをしてみることにしました。
「泳げるでしょ、自転車と同じで体が覚えてるはず!」
そう楽観的に考えていました。
現実は甘くなかった
水に入って5秒後、現実を知りました。
息が続かない。
| 距離 | 結果 |
|---|---|
| 3メートル | 息切れ |
| 25メートル | 何回も立ち上がる |
| 完泳 | 無理 |
酸素が全然足りない。泳ぐよりも先に「生存」が心配になるレベルでした。
結果、25メートルを泳ぐのに何回も立ち上がり、プールの端で荒い息を吐きながら「これで健康になれるのか…?」と自問自答。
休憩という名の作戦会議
プールサイドで休憩しながら、周りの人たちを観察してみました。
みんな、なんであんなに余裕で泳げるの?呼吸法?フォーム?それとも肺活量?
隣にいたおじさんが話かけてくれました。
「最初はみんなそうだよ。私も最初は25メートルも泳げなかった。でも続けてるうちに慣れるから」
第三章:継続は力なり(まだ3回目だけど)
初回の惨敗にも関わらず、なぜか次の週もプールに通っていた私。小さな進歩を重ねるうちに、体が少しずつ変わっていくのを実感しました。
2回目の挑戦
普通ならここで心が折れて、「やっぱ無理」と思うはず。
でもなぜか、次の週もプールに行っていたんです。
プールに通い続けた理由:
| 理由 | 詳細 |
|---|---|
| 体への負担 | 陸上よりも膝や腰に負担が少ない |
| 気持ちよさ | 水の中にいるだけで気持ちいい |
| 達成感 | 運動してる感がすごい |
| 爽快感 | 終わったあとの「今日の自分、ちょっとやった感」 |
今回は少し作戦を立てました。
結果:前回よりも5メートル多く泳げました!
小さな進歩ですが、確実に前進しています。
3回目の奇跡
なんと、25メートルを完泳!
途中で立ち上がることなく、最後まで泳ぎ切りました。徐々に慣れてくる体に感動しました!
第四章:運動を始めることの本当の価値

たった3回のプール通いでしたが、体と心に確かな変化が現れ始めました。数字では測れない、でも確実に感じられる成長がありました。
体の変化
まだ3回しか行っていませんが、確実に変化があります。
| 変化 | 実感 |
|---|---|
| 体力 | 階段を上がってもそれほど息切れしない |
| 睡眠 | よく眠れるようになった |
| 食事 | 食事が美味しく感じる |
| 姿勢 | 姿勢が少し良くなった気がする |
心の変化
これが一番大きな変化かもしれません。
第五章:あなたの背中を押すために
運動を始めたいけど一歩を踏み出せないあなたへ。よくある不安にお答えしながら、今日から始められる具体的なコツをお伝えします。
よくある不安への回答
Q: 体力がなくて恥ずかしい
A: 大丈夫、みんな最初はそうです。プールにいるおじさんたちも最初は息が続かなかったはず。
Q: 水着姿に自信がない
A: プールにいる人たちは自分の泳ぎに集中してて、他人の体型なんて気にしてません。
Q: 続けられるか不安
A: 完璧を求めなくて大丈夫。週1回でも月2回でも、やらないよりやった方が絶対良い。
Q: お金がかかる
A: 健康への投資と考えましょう。将来の医療費を考えれば、今の運動代なんて安いもの。
始めるための5つのコツ
運動不足の人がいきなり頑張りすぎると、99%挫折します。
だから最初から「ガチ勢」にならなくてOK。
| コツ | 詳細 |
|---|---|
| ① 完璧を求めない | 最初は25メートル泳げなくても大丈夫 |
| ② 小さな目標から | 「今日はプールに行く」だけでも立派な目標 |
| ③ 仲間を見つける | 一人で続けるのが辛いなら、誰かと一緒に |
| ④ 記録をつける | 小さな進歩も記録すれば励みになる |
| ⑤ 楽しむ | 運動は苦行ではありません |
ゆるく始めるコツ:
- 30分動いたら「今日はやった!」と褒める
- 周りの目を気にしない(みんな自分のことで精一杯)
- 結果は3か月後に出る、と割り切る
このくらいのゆるさで始めたほうが長続きします。
運動の種類は何でもOK
私はプールを選びましたが、あなたはウォーキングでも、ダンスでも、筋トレでも何でも良いんです。
大切なのは**「始めること」と「続けること」**。
最終章:今こそ始めましょう!
完璧な準備を待っていたら、一生始められません。今この瞬間が、あなたの人生を変える最高のタイミングです。
運動を始めようか迷ってるなら――
明日じゃなくて今日、ほんの少し動いてみてほしい。
家の近くを10分歩くだけでもいいし、家でストレッチするだけでもいい。
最初の一歩の踏み出し方
最初の一歩さえ踏み出せば、あとは続けるかどうかの問題。
やらないよりかは、少しでもやってみましょう!
やらないよりはマシ!
私が学んだこと
運動不足の私がプールデビューして学んだことは、**「始めるのに遅すぎることはない」**ということです。
息が続かなくても、泳ぎが下手でも、それが現在の自分の実力。そこから少しずつ向上していけば良いんです。
完璧な準備が整うまで待っていたら、一生始めることはできません。
今日が一番若い日、今この瞬間が始めるのに最適なタイミングです。
次の目標
私は次回、50メートル連続で泳ぐことを目標にしています。
息が続かないなりに、少しずつ進歩していく自分を楽しんでいます。
まとめ:あなたも一緒に始めませんか?

この記事を読んで少しでも「やってみようかな」と思ったら、それが最初の一歩です。一緒に新しい自分に会いに行きましょう。
あなたも一緒に、運動不足解消の旅に出発しませんか?
最初の一歩を踏み出す勇気さえあれば、きっと新しい世界が見えてきますよ。
